お知らせ

2022.4.29

別冊太陽に「笠間の平屋」が掲載されました。
コツコツ仕事を続けていると嬉しい事があるものですね(^^)
クライアントさん、一緒に現場をつくりあげた工務店さん、
造園家さん、木工家さん、カメラマンさん、ライターさんに
この場をかりて感謝致します。
これを励みにまた愉しく仕事に打ち込んで行こうと思います。

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お知らせ笠間の平屋
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2022.4.27

シルバーの寄棟屋根と黒い外壁が特徴の「母の家」
監督さんと1年点検へ伺いました。

板張りの外壁はとてもきれいな状態、植栽も加わり柔らかい印象になりました。

中にお邪魔すると猫ちゃんがお出迎え、とてもくつろいでいる様子。
「住みやすいニャー」と心の声が聞こえたようで一安心(笑)
半年ぶりにクライアントさんとお話ししましたが、不思議とホッとして
しまいます。
1年半ほど顔を合わせながら、忌憚なく話し合い設計を進めた関係だから
こそなんだか懐かしく安心してしまうのかもしれません。
次は2年点検、住宅がどのような雰囲気に育っていくのか今から楽しみです。

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母の家現場ブログ
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2022.4.25

あたらしい計画「つくばのリノベ」が動き始めました、
既存の木造平屋建てをラボ(事務所)併用住宅とする計画。
屋根と構造材のみを残すフルリノベーションです。

2つの屋根の下にそれぞれ”ラボ” ”住宅”の機能が納まるよう
水廻りを含めプランを大幅に修正。
ゾーニングが明快になり仕事と暮らしのバランスの取れた
住まいとなりそうです。

解体工事もほぼ完了、いよいよ大工さんの工事がはじまります。

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つくばのリノベ現場ブログ
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2022.4.23

先日水戸のヴィンテージショップ、トネリコさんで懐かしいものを見付けました。
ハリオのレトロな手挽きコーヒーミル。

このミルは祖父が使っていたのと同じ型、
僕を膝の上にのせてゴリゴリを豆を挽いていた
情景をぼんやり覚えています。
「ばあちゃんに内緒だぞ」
とたまに僕の口に甘納豆を放り込んではまたゴリゴリと・・・
甘美な幼少の記憶です。
いつか僕もこのミルで、なんてことを考えて購入しました。(^^ゞ

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2022.4.21

神社や祠のある場所には独特のちからがあります。
100年単位で時が刻んだ風景、思わず脚を止めて見とれてしまいます。
こういった風景がもう少し身近に点在していたら、
日々の暮らしに安心感が広がるはず。

建築家はいきなりこのような情景をつくりだす事は出来ません、
ただ建築をイメージする時に、このスパンの時間を想像しながら設計する
事が出来ればそれが良い街並みを生みだす素となるはずです。

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2022.4.19

「川縁の家」杉板外壁の1回目の塗装が完了、
土手の風景と良い塩梅で馴染んでいます。

川のある方向へL字に中庭を囲う構成。

玄関から中庭へ視線が抜ける窓。

棟梁が丁寧に仕事を進めています。

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川縁の家
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2022.4.15

先日益子の古本屋さんへで素敵なモノを見付けました。
染色工芸家、芹沢銈介さんの「型染めカレンダー」

過去のカレンダーなので実用性はないのですが、色の鮮やかさ
意匠のうつくしさに目が和みます。
芹沢さんは僕の大好きな柚木沙弥郎さんの師匠にあたる大家。
お二人の作品をまんじりと見つめていると
”いろ”と”かたち”の不思議さ、おもしろさを感じワクワクします。

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2022.4.13

先日はプランを練っていましたが、今日は別件の模型づくり。
鉛筆で練り上げた構想(妄想)を立体に立ち上げてゆく作業
愉しくないわけがありません。
スケッチでは一方向からの外観ですが、模型をつくると手に取って
”ぐるり”と廻す事ができます。
「意外と北面もいいなぁ~」とか「ここは陽が当たりそうだ」
などとひとり呟いている事も・・・
知らない人から見ればただの怪しい人ですが必死で楽しく仕事をしている証拠。
そんな設計者を見かけたら(まぁ見かけないか)
どうか優しく見守ってあげて下さい。(^^)

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2022.4.11

この仕事をしていて一番楽しい時は?と聴かれたら。

「プランの依頼を受け、法務局で公図を取り、いそいそと現場へ向い、
太陽や風の流れを感じ、敷地に立って大まかな構想を練り、事務所に戻り
えいやっ!と紙の上にその構想(妄想(笑))を吐き出し描き込んでいる時。」
そう答えるでしょう、気が付いたら外は真っ暗なんて事はしょっちゅう。(^^ゞ

妄想を実現するためには予算や法律、工期など強敵を倒していかねばなりませんが
机に向かって黙々とスタディを重ねる時間、それは設計者にとって何よりの幸せです。

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2022.4.9

近頃あたたかくなり、湖畔の散歩がとても気持ち良いです。
散歩から事務所へ戻ると埴沙美萌さんの「植物記」の項を捲ります、
季節の草花の写真とともに植物の生長の様子が綴られている素敵な本です。

桜のピンクと苔のダークグリーンの色合いの良さ。

紅色の花が印象的なボケの花。

白色が眩しいユキヤナギ。

埴さんは
「いっぽんの草が、ささやかに生きることのために、どれほど大きな
英知と愛とが、「自然」からそそがれていることか。」
それを伝えたくて「植物記」をつくる決心をしたとの事。
社会生活や人間関係の処理に追われる頭の中。
人の世を少し離れ、植物や生きものの世界を覗いて見ると、
もっとおおらかで大きなつながりを発見できます。

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