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2022.3.9

毎朝湖畔を散歩するのですが陽ざしが春めいてきました、
野鳥たちも春の訪れに嬉しそうな様子・・・。

実をいうと僕はこの時期が少し苦手です。
毎年の事なのですが花粉の飛散とともに体も頭もぼーっとして
リズムがうまく整いません。
年末年始のクリスマスやお正月などメリハリのあるイベントが
終わり、バタバタと確定申告に悶絶する2月が終わるとすっと
心に空白・ズレが生まれる気がします。

若い頃はいろいろと焦って足掻いてみましたが、最近は花粉症の薬
を飲みながら、日々のリズムを保ち、後はのんきになりゆき任せ(笑)
自分なりの生理をつかんで、自分なりに対処、(特になにもしない)
年を重ねたからこその開き直った知恵ですね。

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つれづれ日記
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2022.3.7

息子の机の上にマイルスデイビスのLP盤が置いてありました。
聞いてみると小さなレコード屋さんで見付けて買ってきたとの事、
レコードプレーヤーもってないのに・・・・(笑)

でも圧倒的な存在感を放つジャケットを眺めていると
欲しくなるのは分かる気がしました。
・ちょうど良い30㎝角の大きさ、エッジの立った薄さ
・鈍く光沢のある紙ジャケットの質感
・手に持った時の確かな重み
つまり聴ける聴けないを別にして、
LPジャケット自体が”モノ”としてとても魅力的なのです。

「建築」においても”数値”や”プログラム”という面で語られる事が増えています、
時代の流れから考えても大切で妥当な事。
ただやはり具体的な存在である”建築”には「佇まい」や「質感」”モノ”としての魅力が必要で、そこに切り込んで煩悶することは設計者の喜びであり醍醐味だよな~
などと聴けないレコードを手に考えてしまいました。(^^ゞ

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