京都左京区にある「詩仙堂」
江戸時代の文人、石川丈山の山荘跡との事。
階段を奥に進んでゆく魅力的にアプローチ空間を抜け、建物へ入り縁側を
歩いてゆくとサツキの大刈込の庭が全方向から視界に飛び込んできます。
庭と建物がスカスカに抜けているので東屋に佇んでいるような心持ち(笑)
水平に張られた床面と華奢な垂直の柱のライン、そこまでも横方向へ連な
ってゆく空間、日本建築ってモダンですね。
入口の脇にひっそりとある”おくどさん”もなんとも魅力的な造形、
撫でまわしたくなります!
帰り際にもう一度庭を眺めようとすると仲良く母娘の背中が並んでいました。
男親子ではなかなかできないので少しうらやましいですね(笑)