「ふたつ屋根の下」のクライアントさんが、こんな感じでしたよ~
と昨夜の家の写真を送ってくれました。
しんしんと積もった雪景色の中、窓から漏れるオレンジ色の光。
”すまい”という場の意味や性格を鮮やかに示してくれる良い写真。
クライアントさんから頂く家の近況報告は、故郷を離れた一人息子の
便りが届いたような感覚(^^)でとても嬉しいものですね。
Sさんありがとうございました。
「ふたつ屋根の下」のクライアントさんが、こんな感じでしたよ~
と昨夜の家の写真を送ってくれました。
しんしんと積もった雪景色の中、窓から漏れるオレンジ色の光。
”すまい”という場の意味や性格を鮮やかに示してくれる良い写真。
クライアントさんから頂く家の近況報告は、故郷を離れた一人息子の
便りが届いたような感覚(^^)でとても嬉しいものですね。
Sさんありがとうございました。
「ふたつ屋根の下」「母の家」の定期点検に伺いました。
不具合などないか点検するのはもちろんの事、設計した空間が
うまく暮らしと馴染んでいるのか見る事ができる貴重な機会です。
まずは「ふたつ屋根の下」
お庭も室内もきれい!整った暮らしを送られていました。
嬉しかったのが息子さんのH君がリビング廻りに仕込んだ回遊動線
(ぐるぐると廻れる空間のつながり)を満喫してくれているとのお話し。
H君がトコトコ歩いている姿をみて
”そうそう、そうやって使って欲しかったんだよ”(^^)と頬が緩みました。
続いて「母の家」へ。
こちらでもお母さまより、くるっと廻る回遊動線が便利で気に入っている!
という嬉しいお言葉が。
また「母の家」では以前の母屋の記憶を受け継ごうと、お庭に面する縁側の
位置は変更せずに計画しました。
もちろんクライアントさんも喜んで頂いたのですが一緒に暮らす猫ちゃんが
新居に引っ越してすぐに家に馴染んでくれたとの事。
きっと縁側から眺める風景が以前と同じで安心したのだと思います。
子供さんや猫ちゃんなど本能的に居心地の良い場所を探り当ててしまう
裏クライアント(笑)に気に入ってもらえるのは本当に嬉しい事。
建築と暮らしの馴染んで行く様子を眺める事ができる定期点検、
設計者にとってもとても有意義な時間となりました。
「ふたつ屋根の下」工務店さんと半年点検に伺いました。
少し前に剪定があったようでお庭もすっきりときれいな様子。
建物の点検は建具の若干の調整と、壁の入隅隙間のコークボンド処理くらい
であとは特に問題なさそうでした。
点検がひと通り終わると美味しいケーキをごちそうに、
設計打合せ中いつもお母さまが手作りのお菓子を持ってきてくれた事を
思い出しながら舌鼓(^^)
相変わらずの美味しさでほっこりしました。
クライアントさんの丁寧に暮らしの様子を見学できるのは設計者の大きな喜び。
今後も宜しくお願いします!
写真撮影の片付けに「ふたつ屋根の下」へ、
外は雨降り、傘をさしてアプローチを進むとソヨゴの葉が
雨つぶに打たれて揺れています。
扉を開け引越前の”しん”とした空間で雨音を聴いていると
不思議と心が落ち着いてきます。
お家の雰囲気もなんだか黙って佇んでいるようで、こちらも
一緒に黙って腰を下ろしてしまいます。
こんな時に雨の日のここちよさを感じます。
ちいさな頃、雨の日にばあちゃんちのトタンでできた倉庫の中に
もぐりこむのが好きでした。
ザァザァとトタンを打ちつける音を聴きながら、薄暗い倉庫の
中で雨の匂いを感じていると、何かに守られているような妙な
安心感がありました。
事務所でプランを練っている時、図面の中で雨降りの日を想像する
事があります。
雨音を聴きながら穴倉のような場所でもぐりこみ、毛布にくるまって
コーヒーを飲みながら日がな一日本を読んだらさぞ・・・などと(^^)
「雨降りの日のここちよさ」僕の設計の大切なテーマです。
「ふたつ屋根の下」10月10日11日の2日間に渡る見学会が無事終了しました。
「このまま住みたい!」などという嬉しい感想など頂く事ができ、心地よい空間
の設計手法に少し手ごたえを感じる事が出来ました。(^^)
このような機会を与えてくれたクライアントさん、
協力して頂いた工務店のみなさん、
雨の中足を運んで頂いた方々にあらためて感謝致します。
「ふたつ屋根の下」造園が入りすっかり雰囲気が変わりました。
僕の事務所では「庭」と「家具」を大切にしています。
クライアントさんには建築面積を削ってでも「庭」と「家具」にかける
予算は残しておけるようお願いし、基本設計の段階から「庭」と「家具」
の計画も合わせてご提案しています。
というのも今まで「庭」と「家具」のちからでお家の雰囲気がガラリと
変わるのを何度も目にしてきたからです。
「ふたつ屋根の下」の現場でもやはり間違ってなかったなぁ、
と実感巣する事ができました。
建物がほぼ完了した時点で現場に行くとなにか物足りないように感じます。
「造園」がはじまり植栽が入ると建築が柔らかく、懐が深くなります。
揺れる枝、白い外壁に映る緑の葉の影。
固かった建築の表情がほころんで来ます。
「家具」が入るとどこかガランとした内部空間が生活の場としていきいき
とし始めるのを感じます。
原木を削ってつくられた実直なテーブル、
手触りの良いファブリックで包まれた低いソファ。
家族でおしゃべりをしながら食事をしたり、ソファでゴロンと寝転んだり、
生活の風景が浮かんできて楽しくなります。
そして「庭」と「家具」を生かした生活の場をつくれるのは、
センスの良い造園家さん、木工家さんのちからがあればこそ。
そしてもちろん熱心に図面を読み込み現場をまとめてくれる監督さんも、
こういった心強い人々とつながっていられることがono設計室の宝です。
見学会に予約頂いた方は、住宅だけでなくぜひ「庭」や「家具」の様子も
感じてみて下さい。
「ふたつ屋根の下」外部工事はぼ完了。
内部もクロス工事が終わり、照明の器具付けが進んでいます。
杉板のフローリング、かまぼこ天井の桐板が目に優しくほっこりします。(^^)
カーペット敷きのライブラリーも心地よさそう。
キッチンも設置が終わりました。
現場もいよいよ終盤、家具と植栽が入るとさらに良い雰囲気になるはず、
今から楽しみです。
「ふたつ屋根の下」外部足場が解体され外観が見えて来ました。
白い外壁に木製の建具が映えます!
内部は造作工事が進んでいます、リビングのかまぼこ天井には桐の板張り
間接照明で照らされる予定、楽しみです。
玄関のスリット窓から壁天井に柔らかい光が・・・
現場の会議の後にクライアントさんのお母さまがチーズケーキの差し入れを!
舌触りも甘みも絶品でした(^^)
お菓子作りの得意なお母さまで、図面の打合せの時からゼリー、シフォン、
ガトーショコラ、ドーナッツ、何度舌鼓を打ってきた事か。
現場が終盤に掛かると感じる「寂しさの理由」のひとつかもしれません。(笑)