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2018.5.31

いろんな映画監督のお気に入りの作品として名前が上がる
スタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情」
原題は
「博士の異常な愛情または私は如何にして心配するのを止
めて水爆を愛するようになったか」
題名からして尋常じゃないですね(笑)
俳優ピーターセラーズが演じたストレンジラブ博士の怪演
はその後の「いっちゃってる人」を演じるうえで一つの雛
形になったのではないでしょうか。

僕がこの映画を好きかと聞かれたら素直な感想として
「う~~ん・・・」といた感じ
キューブリック監督の作品は「2001年宇宙の旅」や「時計
仕掛けのオレンジ」なども観終わって良い映画だったなぁ
~~・・などと感傷に浸る事は全くなく(^-^)
観終わってなんだかモヤモヤが胸に残る映画。
それこそキューブリック作品の醍醐味なのでしょう。
そういえば遺作となった「アイズワイドシャット」もやっ
ぱり「う~~ん・・・」でしたね(笑)

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手描きスケッチ映画
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2018.5.26

今週のインテリアデザイン科の授業ではパースの添景を描く
練習をして貰いました。
人・樹木・車のアウトラインを素早く描けるようになるため
めの練習です。僕がそうだったのですが添景を描けるように
なるとパースを描くのが楽しくなります!
今年の1年生は絵心があるようで一度教えただけであっとい
う間にマスターしてました、僕は何度も練習したのに(笑)
「パースっておもしろいな」と感じてもらえれば幸せです。

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手描きスケッチ
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2018.5.24

ずーっと読みたかった建築家、林昌二さんの本。
絶版のため読めずにいたのですが工務店さんの本棚で発見!さっそく貸して
頂きました。
「毒本」(笑)というだけあって毒舌も冴えわたっていますが住宅についての
いくつかの言葉が胸に残りました。

「ただ住みやすくて毎日が気楽に過ぎてゆくというのでは何か不足で、それ
に加えて知的な余裕が必要なんでしょうね。(中略)ちょっとハッとすると
ころ、何か面白いところ、楽しみのあるところをつくっておかないとよくな
いと思うのです。」

「住宅を設計する人は暮らしのディテールに興味がなければ、なんの面白み
もないと思うのです。暮らしの隅々の事をきちんと温かく処理するところに
住宅の面白さがある。(中略)一軒の住宅には世界が入っているんです。」

良い家は住むための箱だけでは成立しない、なにか精神的な楽しみのある場所
でなければならない、という林さんの想い。
普段住宅の計画を進めている時に感じていた胸のモヤモヤをズバリを言い当て
てくれているようで、読んでいてスッキリとしました。
これらの言葉を胸にしまい、たまにこっそり開けてみて(笑)再確認しようと思
います!

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2018.5.22

実家のある千葉のホテルに泊まった時の実測スケッチ
もはやマンネリ化してきましたが、何度も繰り返してゆく
うちにまとめる時間がかなり早くなりました。(^-^)
また、スケールではかる前に目測で予想寸法を言ってみてから
実測をはじめます。
ひとりで「2メートル70!」などと言ってスケールを伸ばし
はじめるおじさん、怪しいったらないですね(笑)
最初の頃は寸法の誤差が大分あったのですが最近はずいぶんと
誤差が小さくなってきました。
絶対寸法感!を身につけるためにもとても良い訓練。

小さい頃釣りに出掛けた千葉港と京葉線の電車を眺める窓がと
ても良かったです。

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ホテル実測手描きスケッチ
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2018.5.19

設計中の現場の調査のために日立市役所へ、久しぶりにゆくと妹島和代さん設計
の新庁舎に建て替わっていました。
事務スペースが真ん中にかたまり、利用者はぐるっとロの字に歩く動線計画。
普通の市役所と違いすぎて斬新!

妹島さんの家具も置いてあり少し美術館ぽい雰囲気、明るくフラットな空間で
市役所の用途にマッチしているなぁと感じました。
窓口の職員さんに「使い勝手はどうですか?」とこっそり聞いたところ「慣れ
れば全然わるくない」(笑)との答え。
2期工事の大屋根広場が楽しみです。

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その他
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2018.5.17

インテリアデザイン科「プレゼンテーション」の授業で画材によるプレゼンの
表現方法を教えています。
色鉛筆、コピック、パステルなどの使い方を巨匠の真似をしながら学んで貰い
ます。
大切なのは表現したい建物やコンセプトにあったプレゼン方法・画材を選択す
る事、また学生さんそれぞれのキャラクターに合ったプレゼンの表現を見つけ
て貰えれば幸せです。

初めて使うコピックやパステルを手に、もくもくと白紙に色を塗りこんでゆく
学生さんの背中を見ていると自分も勇気づけられるような不思議な気分になり
ました(^-^)

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その他
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2018.5.11

「春霞の家」竣工写真をアップしました、ぜひご覧ください(^-^)

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春霞の家
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2018.5.9

俳優ハリー・ディーン・スタントンの遺作となった映画「LUCKY」
スタントンさんといえばヴィム・ヴェンダースの映画「パリ・テキサス」
での主演が思い出されます、学生時代いろいろとあった頃(笑)に「パリ・
テキサス」をみて救われたような気持になった事を思い出します。
この映画「LUCKY」も90歳の気難しい老人の淡々とした日常を描いている
ものなのですが何度も目元が危うくなりました、ラッキーの友人として出
演しているデヴィッド・リンチも良い味出してます。
観終わったあと「良い映画だったなぁ・・」と思わずつぶやいてしまう、
そんな素晴らしい映画でした。

Category
手描きスケッチ映画
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2018.5.7

GWは笠間の陶炎祭へ出掛けてきました。
多くの人で賑わっており飲食ブースも充実!
ビールを飲みながら春の風に吹かれていると天国です。

こちらはお店の架構がきれいで思わずパチリ、「器を見ろ」と
怒られてしまいそうですが職業病です(笑)
GW明けも楽しく仕事を進めてゆきたいと思います。

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その他
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2018.5.3

上野の国立西洋美術館へ「プラド美術館展」を見て来ました。
ちょうど建築史でバロック様式を習ったのでその頃の絵画はどんなん
だった?
との好奇心から、西洋の美術は、建築・美術・音楽が全て連動して進
んで行くので分かってくるとなんだか楽しいです(笑)

今回のおめあてはスペインバロック期の巨匠ディエゴ・ベラスケス
この展示会にはもちろん他の有名な作家の作品も並んでいるのですが、
ひときわ抜きん出ているのがベラスケスの絵、
構図といい色彩といいシャープでモダンで颯爽とした絵画、バロックと
いう響きとはちょっと違う別格の絵でした。
才能がずば抜けているというのはこういう事、と体で理解する事ができ
ました。
教科書の写真で見るのと実物をみるのではこんなにも印象が違うのです
ね、建築も絵画も足を運んで実物を見ない事には始まらないぞ!
これからもいろいろ見てやろうと改めて思った夜でした。

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美術・展示会
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