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2020.5.31

「ふたつ屋根の下」基礎の配筋検査を行いました。

配筋のピッチ、鉄筋の重なる部分の長さ、コンクリートが打ち込まれる部分の厚さ
など一カ所づつ確認してゆきます。

配筋検査を無事クリアしたら翌日はコンクリートの打ち込みです。
作業をはじめる前に、生コン車に積まれたコンクリートが設計の基準を
満たしているか確認。
スランプ値、空気量、塩化物量などを測定します。

受け入れ検査をクリアしたらいよいよコンクリートの打ち込み開始。
ひとつひとつ丁寧に積み重ねてゆく事で、しっかりとした良い住宅が生まれます。

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ふたつ屋根の下
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2020.5.27

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」
映画「ショーシャンクの空に」の中にも使われている
「そよ風によせて」の美しいアリア、

俺はこれが何の歌か知らない
知らない方がいいことだってある
よほど美しい内容の歌なんだろう...心が震えるぐらいの
この豊かな歌声が我々の頭上に優しく響き渡った
美しい鳥が訪れて塀を消すかのようだった
短い間だが皆が自由な気分を味わった

映画のこのシーンを思い出し、たまに聴きたくなってしまう歌です。

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音楽
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2020.5.25

あたらしいプロジェクト「笠間の平屋」
気持ちの良い青空の下地鎮祭を執り行いました。

息子さんが椅子の隙間からこちらをチラリ(^^)

緩やかな勾配の切妻屋根と深い軒、板張りの外壁で構成された伸び
やかな平屋の住まいです。
約26坪とコンパクトなお家ですが、行き止まりの無い回遊動線や、
使いやすい一直線の家事同線を組み込んだ暮らしやすいプラン。

プランニングの当初から意識していたのが、簡素で伸びやかな外観。
日本の建築家が造った戦後の潔い住宅群や、アメリカのケーススタディ
ハウスのような、簡素で滋味深い佇まいを目指しました。
軸組が立ち上がるのが今から楽しみです。

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笠間の平屋
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2020.5.23

建築家ルイスカーンのドローイング集。
実際には施工されずアンビルドとなったドミニコ修道院の
エスキス、ドローイングが時系列で並びます。

イエロートレぺの上に引かれた殴り書きのようなスケッチや
コラージュ作品のような美しい配置計画。
カーンが2年に渡り、格闘しながら建築を追い定めてゆく様子を
眺める事が出来ます。
決して流暢なスケッチではありませんが、太い鉛筆でぐりぐり
と引かれた線がカーンの人柄を表すようでとても魅力的です。

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2020.5.19

2011年の是枝監督作品。
訳あって離れて暮らす兄弟が、仲間たちと一緒に
奇跡を起こそうとするひと夏の物語。
樹木希林、橋爪功、オダギリジョー、大塚寧々
など俳優陣も豪華。
くるりの主題歌「奇跡」も胸に沁みます、
夏が近づいてくると見たくなってしまう映画です。

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映画
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2020.5.17

敷地調査の後、鹿島神宮へ脚を運んで来ました。
古事記の中の大国主の国譲りの場面で活躍するタケミカズチを
御祭神とする由緒ある神社。

境内の北側に位置する祖霊社、クライアントさんに教えて頂いた場所。
ぽっかりと広がる平地と緑色の苔、初めて来た場所なのになにか懐かし
さを感じる心地よい場所でした。

参道の脇にある小さな祠も美しい。

御手洗い池、水底へ沈んでゆく階段が建築ゴコロをくすぐります。

大黒社、東南アジアの建物のような不思議なプロポーション。
境内をゆっくりと散策する事ができ、落ち着いた時間を過ごす事が出来ました。

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その他
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2020.5.12

「ぐるりの家」のクライアントさんから嬉しいメールを頂きました。

「家にいる時間がふえたけど、お庭もきれいで快適に過ごしています。」
との事。
写真も添えられており、お庭も暮らしに馴染んだ様子。
こういったお便り(メール)が設計者にとってなによりのご褒美です(^^)
さっそく造園家さんへもお伝えして、みんなホクホク幸せな気持ちになりました。
日々が落ち着いた頃、点検へ伺うのを楽しみにしております!

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ぐるりの家
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2020.5.8

「ふたつ屋根の下」気持ち良い陽気の中地鎮祭を執り行いました。

道路側の棟はリノベーションとなりましたが、ふたつ屋根が並ぶので

「ふたつ屋根の下」

ご家族のお互いを想いあう様子が印象的で、このご家族であれば同じ(ふたつ)

屋根の下で仲良く暮らされていくのだろうなぁ~ と感じての命名です。

現場が動き出すのはやはりうれしいですね!

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ふたつ屋根の下
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2020.5.5

クラシックはあまり詳しくはないのですが、
モーツァルトの曲をかけていると気持ちよく図面が進むような(^^)
ミロシュフォアマン監督の映画「アマデウス」
イメージしているモーツァルトの姿とはかなりギャップがあります
が、ストーリーの展開が素晴らしくグッと引き込まれてしまう映画
でした。
サリエリを演じたマーリー・エイブラハムが素晴らしいです。

Category
映画
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2020.5.1

大橋富夫さんが撮った東京の風景に、
建築家の益子さん、永田さんが文とスケッチを書いた本。
今から50年ほど前の街の景色、
大切に読まれてきた古書のように掠れ、汚れていてほっとします。

どこぞの新都心のツルっとした風景にはどこにも身を寄せる
場所がありませんが、この本の中の街の風景はふらりと歩い
てみたくなる懐の深さがありますね。
町の記憶のしみは、良く生きてきたおじいちゃん、おばあちゃん
のしわやしみと同じもの、ひとを安心させるなにかがありますね。

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