リノベを計画中のクライアントさんとイメージを共有するためにインテリアショップ巡り
をしてきました。好きな空間のテイストなどが実際の空間や家具を一緒に見ることで少し
共有できたような気がします。
内原のニュートラルカフェでお茶休憩、娘さんの注文したピンクグレープフルーツジュース
がとてもいい感じ、打ち合わせだけでなくこうした時間に雑談を重ねることでクライアント
さんの人柄や、家族の中の良さなどが分かり設計の手掛かりになります。
リノベを計画中のクライアントさんとイメージを共有するためにインテリアショップ巡り
をしてきました。好きな空間のテイストなどが実際の空間や家具を一緒に見ることで少し
共有できたような気がします。
内原のニュートラルカフェでお茶休憩、娘さんの注文したピンクグレープフルーツジュース
がとてもいい感じ、打ち合わせだけでなくこうした時間に雑談を重ねることでクライアント
さんの人柄や、家族の中の良さなどが分かり設計の手掛かりになります。
いつの間にかもう3月も終わりです、梅まつりも終わってしまう・・
ということで滑り込みで偕楽園に脚を運んでみました。
一部の梅はまだ綺麗に咲き誇っていました、ハクモクレンもきれいです。
「梅一厘、一厘ほどのあたたかさ」
という俳句がありますが、もう寒い季節は過ぎいよいよ春本番ですね!
そろそろ桜山の桜(とお酒)が気になります。(笑)
誕生日に奥さんからプレゼントして貰った横内敏人さんの作品集、
横内さんは京都在住の建築家で、木造住宅をメインに活躍されています。
以前2回ほどセミナーに参加させてもらい、横内さんの事務所や
設計された住宅の内部を見学させて貰いました。
どの住宅も居心地が良く、とくに庭と室内のつながりが印象的で
設計の初期段階から部屋と庭を同時に設計している事が良く分かり
ました。
毎朝すこしづつ眺めているのですがいろんな発見があります。
暖かい日も増え日差しも春らしくなってきましたね。
今日はそんな気持ち良い天気の日におすすめのアルバム「In Between Dreams」を
紹介します。
ハワイ出身のサーファーでもあるジャックジョンソンのアルバムで、アコー
スティックギターを主体とした聴いているとウトウトてしまうようななんとも
ピーズフルな音楽です!
晴れわたる青空のしたこのアルバムを聴きながらドライブしていると、生きてるって
悪くないなぁ(笑)などと感じます。
水戸芸術館で開催されている山口晃さんの「前に下がる、下を仰ぐ」を見に
行きました。
展示ルートが少し変わっていて、階段を上がったり、ゲートを潜ったり子供
も楽しんでいました。
日本画家とのイメージからすこし難しい絵なのかなと思っていたのですが、
むしろ漫画のような非常にエンターテイメント性のある展示会でした。
山口さんの絵はアクソメのようなとても建築的な絵も多く、これ実際にあった
ら楽しいよなぁ、なんて思いながらゆっくりと日曜の午後を過ごすことができました。
たまに気分転換にアイロン掛けを手伝います、無心でアイロンをかけていると
少し頭がすっきりするような・・・
この日もアイロン掛けをしていると子供のお絵かき用のスモックが出てきました、
汚れる事などまるで気にせずただひたすらに絵具を紙に塗り付けている、そんな
様子が容易に想像できます。
大人になるとなかなかこんな汚し方はできませんね、
ただプランを考えているときは自分も似たようなものかもしれません、消しカスは
散乱し、プランニング用紙やら資料やら色鉛筆が机の上に雑然と重なり合って・・
そして未だにそんな風に夢中になれる事がある、それはあんがい幸せなことだなぁと思いました。
住宅デザイン教室で伊礼さんの事務所を見学させて頂いた時、打ち合わせ机の
上に可愛らしい住宅のスケルトン模型が置いてありました。聞いてみるとビック
サイトで開催されるジャパン建材フェアで、実寸大の構造躯体を立ち上げ、さら
に造園家の萩野さんがその周りに本物の植栽を行うとの事。
建築好きとしては当然脚を運びます(笑)
広大な展示空間に何十社ものブースが並びます。
受付をおえて進んでゆくと伊礼さんと萩野さんが大画面で対談を・・・
ありました!実寸大のスケルトン展示。
偶然会場に伊礼さんがいらしたので、聞いてみると実際に建てたものと全く同じ
ものを再現しているとの事、なんともスケールの大きい展示ですね。
低く抑えられた建物の佇まい、開口のとり方、重心の低い灯り、窓辺からみえる緑、
構造材のみのスケルトンにもかかわらずソファに座って外を眺めていると
「居心地がよいなぁ・・」と感じる事ができました。
スケルトンにも居心地の良さは宿る、逆にいえば建物の骨格がしっかりと
していればこそ居心地の良い空間になるのだと改めて教えられた展示でした。
北大路魯山人の料理本、魯山人というと弟子に厳しく厳格な我儘な人・・
そんなイメージがありますが、この本を読むと多分本当にそうだったんだろ
うなぁ・・・(笑)と思います。
ただ厳しいと同時に子供のようにお茶目で、毒舌をはいてもなぜだか赦され
てしまう、そんな魅力的な人柄だったようです。
この本のなかでも意識の低い料理人を一刀両断でバサバサと斬っています、
そしてそれが本質をついているだけに余計にたちが悪い(笑)。
「料理」を「建築」に読みかえてみても非常に滋養のある、骨太で良質な文章です。
東京池袋にある「自由学園明日館」1921年に建てられた女学校、設計はフランク・
ロイド・ライトです。
建物を低く抑えて、水平方向へながれるような空間を生み出す「プレイリースタイル」と
よばれるライト独特の建築様式で日本建築の影響も受けていると言われています。
実際に内部を散策すると、暗く狭いぎゅっと絞った空間と、明るく開放的な空間がリズム
良く現れます、スキップフロアの断面構成という事もあり、まるで迷路にいるようなとても
豊かな空間体験のできる建物です。
蝶々のような窓締り金物、こういった小さいデザインにもライトのこの建物への愛情を
感じます。
いよいよ始まった住宅建築家、伊礼智さんの「住宅デザイン学校」
小さくて居心地の良い住宅を数多く設計されていて、近所のツタヤに行っても
伊礼さんの本が買えるほど多くの支持を集める建築家です。
授業は東京の池袋で行われているのですが、北は北海道から南は鹿児島まで全
国各地から伊礼さんのエッセンスを吸収しようと熱心な設計者が集まっています。
初回の授業では受講生の自己紹介の後、伊礼さんより「ちいさな心地良い場所」
「住宅の標準化」というテーマで伊礼流設計術の根幹についての講義を受ける
事ができました。
「住まいは決して格好よくなくてもいいと思っています。過剰なデザインも斬新
さも決して必要ではなくて、欲しいのは「心地よさ」ではないかと思います。」
初回の宿題の冒頭に書かれている伊礼さんの言葉です。
次回からは宿題が・・・・(笑)
授業の後懇親会があったのですが、全国各地から集まった熱い設計士と話をする
事ができとても刺激になりました。
熱の冷めないうちに宿題を・・・頑張ります!