「おおきくつながる家リノベ」いよいよ解体工事がはじまりました。
目印を付けながら残す柱、壊す柱を確認して行きます。
下の写真の柱には背比べの跡が、家に家族の記憶が沁み込んでいますね。
クライアントさんがこの柱を使ってなにかつくってくれるよう、楽しみです!
そういっているうちに着々と解体工事は進んで行きます、
次回打ち合わせ時にはスケルトン状態になっている予定です。
「おおきくつながる家リノベ」いよいよ解体工事がはじまりました。
目印を付けながら残す柱、壊す柱を確認して行きます。
下の写真の柱には背比べの跡が、家に家族の記憶が沁み込んでいますね。
クライアントさんがこの柱を使ってなにかつくってくれるよう、楽しみです!
そういっているうちに着々と解体工事は進んで行きます、
次回打ち合わせ時にはスケルトン状態になっている予定です。
「そらといぬと暮らす家」上棟式を行いました。
建ち進む現場をバックに凛々しいクライアントさんの背中。
棟梁によって上棟のお祈りが進められ、最後は現場全員で輪になって、一言づつ頂き
クライアントさんの発声で3本締め!
みんなで記念撮影をパチリ!やはり上棟式は何度参加しても気が引き締まり
いいものですね、今後もみんなで協力し素晴らしい家が出来るよう頑張っていきましょー!
七ツ洞公園のイベントで手に入れたアンティークのえんぴつ削り、
なんともチビた表情がかわいいです!
昔のものは良いデザインであるとともに愛嬌がありますね、
「ちょっとガタきてるけど、まだまだえんぴつ削りまっせー」(笑)
なんて感じで愛着がわきます。
夏になると見たくなる映画「菊次郎の夏」、北野武監督の映画です。
ストーリーは小学3年生の男の子が遠く暮らす母に会うためにチンピラ
中年菊次郎と旅に出るというもの。
たけしのもつ優しさがいたるところに感じられる大好きな映画です。
北野映画独特のカメラワークと、久石譲の音楽のテンポが心地良く
何度みてもあきません。
ブラックボードさんよりイベントの案内はがきが届きました、
ペジテ × 仁平古家具店 × ブラックボード さんが集まって
のイベントとの事。
どのお店もこのブログで紹介した事のある好きなお店ばかり、
楽しみです!
昨年末に調査をして、設計を詰めてきた「おおきくつながる家リノベ」
いよいよ本格的に動き出しました。
久しぶりの青空のもと家を払い清める「清祓式」を執り行いました。
新築工事の地鎮祭にあたるもので、家の内部、水廻りなど一カ所づつ丁寧に
御祓いをしてゆきます。
家の内部が終わったら、外に出て埋める予定の井戸にも御祓いをして貰います。
ちなみにこれが井戸を埋め戻す途中で土に入れる「梅の枝」と「ヨシの茎」、
住職に理由を聞くと「井戸をウメ(梅)てヨシ(葦)!」との事、落語見たいです
が言葉を巧みに楽しんで使うのは日本の文化ですね。
計画の内容は築20年程の家を1階はスケルトン(骨組だけの)状態にして
間取りや水廻りをおおきくやり変えるリノベーション。
現状の家の状態を客観的に細かく調べ、劣化、耐震、省エネのレベルを上げる
事を最優先事項とし、それをもとにプラン、部屋のインテリアを決めていきます。
クライアントさんの好みがはっきりとしているので、この物件は家具、照明、
スイッチなど、かなりこだわって選んでゆきました。
家具、照明、金物などを先行して決め、それに合うような空間を設計するとい
うなかなか面白い順番、こんな設計のしかたもありですね。
完成にむけて、クライアントさん、工務店さん、設計士、3者協力してがんばりましょー!
「園田邸」の見学の帰りに、あるいて15分程の場所に建つ玉川田園調布共同住宅
に足を運びました、設計は堀部安嗣さん。
外壁に張られているタイルがいい風合いです。
半地下の中庭、それほど広くはない中庭ですが半地下の落ち着いた空間に上から光が差し込み、
白河石が敷きこまれた床面に、暖炉・水盤・植栽がそっと置かれています。
堀部さんの先生の先生にあたる吉村順三さんの本にも「火と水と木の詩」という本がありますが、
その要素を抽象的にさらりと配置する堀部さんのセンスの良さ、詩人ですね。
設計仲間に誘ってもらいリビングデザインセンターOZONE主催のセミナー
「住まいの居心地を考える」に参加して来ました。
場所は吉村順三さん設計の「園田邸」、今回で3回目の訪問になります。
1955年に音楽家の夫婦のために建てられた23坪程の小住宅ですが、なんだろー
というくらい居心地が良く、訪れる度に深みにはまってゆきます。
おおまかなプランや高さなどは前回の訪問時に実測済みなので、今回は
じっくりと空間の雰囲気を味わう事に。
スケッチを描いているうちにあらたな魅力を2つ発見!(笑)
1つ目は吹抜けを南側ではなく北側とした事で、手前がほんのり暗い空間
となり、奥のソファコーナーからは外部の光が差し込み明暗のメリハリがつい
た空間になっていること。
京都のお寺などで暗く落ち着いたお堂の中から、明るく緑が揺れるお庭を眺
めるあの気持ち良さです。
2つ目は建築もさることながら、置かれている家具、絵、小皿などの調度
品が家にしっくりと寄り添っている事。
建築雑誌などで真っ白な箱にガラス張りの”カッコイイー”写真があります
が、住宅はやはり生活の道具や思い出のある調度品が置かれる事ではじめて住
む場所としての落ち着きがでるのではないか・・・なんて考えてみたり。
いいと思う場所には何度でも足を運ぶ事。吉村さんの本にかいてあった言葉
ですが、本当に通えば通うほどいろんな発見がありますね。
「いぬとそらと暮らす家」基礎工事の立上り部分の検査です。
基礎の型枠の幅や、基礎と土台を緊結するアンカーボルト、基礎と柱を繋ぐ
ホールダウン金物など図面通り施工されているかチェックして行きます。
チェックが終わると基礎の立ち上がり部分のコンクリート打ちです。
恵比寿でアンティークのお店を営む吉田昌太郎さんの本、
日本語でいうと骨董にあたると思うのですが、骨董というと、伊万里
だ、唐津だ、古九谷だ、李朝だとなんだか素人には足の踏み入れにくい
世界。そこえゆくと吉田さんのお店は和洋今昔こだわりなく吉田さんが
良いなと思うものがのびのびと並んでいます。
僕もこうした古いものが並んでいるお店に行くのが好きなのですが、
いろいろ見ているうちに自分が好きだな、いいなと思うものに色だとか
形だとかに共通点があることに気づきます。
物を選ぶことで自分の好みの芯のようなものが少し分かる、
物との出会いは楽しいです。