アルフレッド・ヒッチコック監督の1959年の作品
2時間半弱の映画ですが、最初から話に引き込まれ飽きずに見入ってしまいます。
このころの映画は脚本が練りに練られているので力があります、どんなにCGが凄
くても10分も続けば飽きてしまいますものね・・・
なには置いて映画はストーリーと全体の編集が大切、
建築でいうと架構とプランニングでしょうか(笑)
丁寧に、骨身を惜しまずに作られた作品は今になっても力を持ち続ける、いや~~
映画ってホントに素晴らしいですね(^^)
アルフレッド・ヒッチコック監督の1959年の作品
2時間半弱の映画ですが、最初から話に引き込まれ飽きずに見入ってしまいます。
このころの映画は脚本が練りに練られているので力があります、どんなにCGが凄
くても10分も続けば飽きてしまいますものね・・・
なには置いて映画はストーリーと全体の編集が大切、
建築でいうと架構とプランニングでしょうか(笑)
丁寧に、骨身を惜しまずに作られた作品は今になっても力を持ち続ける、いや~~
映画ってホントに素晴らしいですね(^^)
益子のpejieさんで見つけた古布の雑巾。
昔の人が使っていた古布に藍染めをしてリメイクしたもの、
針糸の一刺し一刺しがまばらであったかい気持ちになります。
モノとヒトとの間に親密な関係があったのだなぁ・・と微笑ましく
感じます。
7月28日(土)より水戸芸術館にて内藤礼さんの展示会が始まります。
内藤さんといえば、直島の家プロジェクトや豊島美術館(設計:西沢立衛さん)
での作品など、建築好きは目にしたことが多いはず。
今回は自然光のみを使った展示ということで今から楽しみです!
設計仲間のSさんに遠藤新設計の「加地邸」見学会の機会を設けて頂きました!
遠藤さんは建築家フランク・ロイド・ライトの高弟、ライトの設計手法を受け
継いだ濃密な空間を設計されます。
建物は山の中腹に建ち、自然の傾斜を生かしたスキップフロアの構成、
リビングを中心としたL型のプランニングとなっています。
玄関横にある外部のテラス空間、2mに抑えられた低い天井と分厚い大谷石
の壁で囲われた空間がとても心地よいです。
サンルームにある可愛らしい家具達、家具のスケールを縮める事で部屋が
広々と感じます。
上を見上げると空を切り裂くように走る軒先のシャープなライン
今回の見学で気になったのは「寸法の抑えかた」
階段の腰壁 700mm 階段の蹴上 160mm 椅子の座面 230mm
寝室からバスルームへの扉幅 580mm
普段の設計ではなかなかでてこない寸法、ライト流の華麗な装飾
に目が行きがちですが、あの空間の雰囲気はこうした絶妙な寸法
の抑え方にあるのだなぁ・・と感じ入りました。
やはり設計者は寸法、プロポーションの感覚とそれを図面上に落
としこむ能力が必須、今後も精進して行こうと思います。
僕もよく採用する外装材「そとん壁」の説明会に出掛けてきました。
前半は建築家 伊礼さんのレクチャー、
伊礼さんの作品は開口部のバランスや壁や天井への光の廻り方など
何度見ても美しい住宅ばかりです。
後半は左官屋さんによる実演、スチロゴテ仕上げ、搔き落とし仕上げなど
の工程を実際に見ることができました。
コテで平滑に仕上げた壁面をゴリゴリと掻き落としてゆくと、壁面に陰影
と土壁のような風合いが生まれ美しい質感となります。
伊礼さんもレクチャーで言われていたのですが、写真にはうつらない「質感」
が設計の要素としてとても大切なものだと実感しました。
クリントイーストウッド監督の作品「THE 15:17 TO PARIS」
実際にフランスの高速鉄道内で起きた銃乱射事件を扱った物語で、
事件に立ち向かった3人の幼なじみの青年を中心に描いた作品。
イーストウッド作品は観終わると上質なドキュメンタリーを見た
ような感覚になります。
本作や「ハドソン川の奇跡」のような作品ももちろん好きなので
すが、初期の「許されざる者」のようなヒリヒリとえげつない程
のリアリティーをもった映画もまた観たいなぁ・・・と思ってし
まいます。
飽きずに続けるホテルの実測スケッチ、
何回もやっているとだいたい寸法の検討がついてきますが、
ベットのサイズ(クイーン、キング)やカウンターの高さや
奥行き寸法の確認など基本的な寸法の復習にもなります。
今回はシャツなどを掛けるハンガーパイプの径(24mm)や高さ
(1720mm)パイプと壁の寸法(280mm)など普段の僕の設計寸法
とドンピシャだったので、「だよね~~」となんだか嬉しい(笑)
ただの変な人ですね・・・
この部屋は入口が側面についている事と、インテリアにこだわ
りが見えました。
椅子はイームズのアルミナムチェア(リプロか?)でスタンド
ライトは山田照明の色温度が変えられるもの。
普通のビジナスホテルでもデザイナーの椅子や照明を意識して
取り入れる時代になったのだなぁ~と感じました。
安西水丸さんのシルクスクリーンの作品集
あざやかなブルーの美しい本の装丁
無駄のないきりりとした構図と針で引っかいたような細い線
ゆるみのない構成なのにどこかゆるい・・
眺めているだけでうれしい本です。
朝の起きて事務所に着くとまずグールドのこのアルバムを聴く事が多いです。
ピアニスト・グールドが弾くバッハの音楽、
真っ白で透明な空間の中で、ほぼ数学といってよい正確さとテンポで子供の
ような無邪気さとともに音を紡ぎ出している様子がイメージできます。
雪の結晶のように純粋で無垢な音楽
グールドを聞くまではクラシック音楽とはほぼ無縁だったのですが、
このアルバムにはすっかりはまってしまいました。
朝におすすめの音楽です。
「SWITCH」の6月号はコムデギャルソンの川久保玲さんの特集でした。
ものつくりに対する妥協のない冷徹ともいえる姿勢はやはりすごいですね、
本の後半は「万引き家族」について是枝監督と樹木希林さんの対談がある
のですが、希林さんの演技に対する姿勢も川久保さんと同じく厳しく冷徹
で微動だにしないという感じがあります。
自分の愛する仕事にたいしてそうした姿勢でありつづけたからこそ今のお
二人がいるのだなぁと思いました。
なにかに「なる」ことではなく「ありつづける」ことを自分に課す、常に
現在の自分が問われる、腹が座らないとできませんね。