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「犬の記憶」
2022.9.2

写真家、森山大道さんの本「犬の記憶」
すこし疲れたな、とか旅にでたいなぁ、なんていう時に
無性に読みたくなる中毒性のある書籍です。
大道さんのザラッとした黒い粒子の集まりのような写真と
自分の中の”記憶”を呼び覚ますような文、読み始めると
ぐっと惹きこまれてしまいます。
そして文章の中にリフレインのように重ねられた「記憶」「街」「風景」
という言葉。
同じような領域を掘っていく「建築」に携わる者にもなにか
挑発、示唆してくれるような魅惑的な本です。

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