ブログ

2021.6.12

武田百合子さんの本、「言葉の食卓」
淡々としたどこか日記のような文体なのですが、独自の
感性が行間から滲み出ていてとても魅力的なエッセイです。
平明な言葉のなかにユーモアや、恐怖感のようなものを含んでいて
ぐっと惹きこまれてしまいます。

「上野の桜」というエッセイの中で、
古道具屋で買った時計を手にぶら下げて持ち帰る場面の描写があります。
「地下鉄のりばの近くまできたら、紙包の中の時計が鳴り出した。
 雨上がりのうっすら西陽が残る路上で、
 いやにゆっくりと間を置いて響き渡る。
 男を一人梱包、内緒で持ち運んでいる気分。」

「男を一人梱包、内緒で持ち歩いている気分。」なんて言葉、
なかなか書けるもんじゃないですよね。
たぶんこの本の通り、ユーモアがあり、少し怖く、凄みのある
魅力的な方だったのでしょうね~。

Category
Tag
2021.6.10

「ふたつ屋根の下」HPに竣工写真をアップしました、是非ご覧ください。

Category
ふたつ屋根の下
Tag
2021.6.8

自分で仕事をはじめてからはどこに行くにもトートバック。
なんでもポンポン投げ入れて持ち運びできる気軽さが好きです。

春夏は白いトートを使っているのですが、
しばらくするとどうしても持ち手部分が汚れてきてしまいます。
強力な石鹸でブラシでゴシゴシ、
など試してみたのですが思うような成果はあげられず・・・。
そんな時に見付けたのがこのハンドルカバー、
グレージュ色の皮素材で白い鞄とも良いバランス。
これでまたガシガシ、トートバックを持ち歩けます。

Category
身の廻りのモノ
Tag
2021.6.4

「眺めの良い家」引渡しへ向けていよいよ仕上げの段階。
「庭」と「家具」は事務所を立ち上げた時にたとえ建物の予算を削っても
大切にするぞ、と決めた大事なポイント。
今回も「庭」と「家具」で住宅の雰囲気がぐっと引き締まりました。
植栽が入る事でアプローチ空間に奥行きが生まれ、建物が引き立ちます。

玄関ホール吹抜けに面した坪庭、ホール、寝室、浴室、ライブラリーといろいろ
な方向から眺める事ができます。

「眺めの良い家」の「眺めの良い窓」
この敷地にはじめて脚を運んだ時に東側の風景に開こう、と直感で決めたのですが
間違っていなかったよう、一安心です。

造作キッチンはタモの練り付け材で仕上げています。

木工家さんにつくってもらったブラックチェリーの階段手摺。
すべすべとした楕円形でいつまででも撫でていられます。

計画の段階からいつも協働して貰っている造園家さんと、木工家さん。
僕がいくら「庭」と「家具」を!といっても一人ではなにも出来ません。
空間の「感性」のようなものを共有し、いつも期待以上のものを生みだし
てくれる方々と仕事ができるのは本当に嬉しく幸せな事ですね。

そして設計者からの度重なる細かい指摘もなんのその、
わざわざ東京から腕の良い左官職人さんを呼び寄せるなどまるで自分の家を
つくっているかのような熱意で現場をまとめている監督Iさん。

「眺めの良い家」6月19日(土)20日(日)に見学会を行います、ご興味のある
方は早めにお申し込み下さい。

Category
眺めの良いいえ
Tag
2021.6.2

向田邦子さんのエッセイ「父の詫び状」
玄関先に置いた伊勢海老の事から話がはじまり、四角いネコの夢、
名画のラストシーン、と連想ゲームのように話が展開してゆきます。
そして玄関先での父とのやり取りの記憶。

バラバラの断片が父との記憶へと収束してゆく構成は圧倒的で
本当にうまいなぁ、映像的だなぁと感じました。
ただあまりにも鮮やかな構成で、少しぶきっちょなところが
あった方が安心する僕にとっては完璧すぎる(^^ゞ文章でした。

Category
Tag
2021.6.1

「豆と暮らしと」基礎コンクリートの受け入れ検査を行いました。
コンクリートのスランプ、空気量、温度など設計基準に適合して
いるか確認します。

問題ない事を確認した後にコンクリートの打ち込み開始、
上棟へ向け着々と工事が進んでいます。

Category
豆と暮らしと
Tag
2021.5.31

みなさまクライアントさんのご厚意により「眺めの良いえ」オープンハウスを行います。

湖近くの高台に建ち、2階リビングからの眺めがとても良いお家。

外壁のそとん壁や、手摺やカウンターのブラックチェリーなど、経年で美しくなる素材を使っています。

ご都合が付きましたら是非お越し下さい。
各回1組限定の*予約制となります。ご来場頂ける場合は

・お名前 ・人数 ・参加希望日時(下記よりお選び下さい)

お問い合わせメールにてご連絡下さい、確認致しましたらこちら
より詳しい現場案内図を送付させて頂きます。

*ご案内できる組数が限られるため住宅を検討中の方を対象とさせて頂きます、同業者の方などはご遠慮下さい。
*住宅というプライベートな建物の性格上ご近所の皆様はご遠慮頂いております。
*感染症対策として以下の条件で開催致します。
・各回1組完全入れ替え制。
・常時窓開放。
・手袋、マスクの着用をお願い致します。
・体温37.5℃以上の方入場お断り致します。

 

日時:

6月19日(土)

➀ 10:00~10:50

➁ 11:00~11:50(定員となりました)

➂ 13:00~13:50

➃ 14:00~14:50(定員となりました)

➄ 15:00~15:50(定員となりました)

 

6月20日(日)

➀ 10:00~10:50

➁ 11:00~11:50(定員となりました)

➂ 13:00~13:50

➃ 14:00~14:50

➄ 15:00~15:50(定員となりました)

 

場所:水戸市

交通:水戸駅より車で10分程度

Category
お知らせ眺めの良いいえ
Tag
2021.5.30

「笠間の平屋」工務店さんと半年点検へ伺いました。
植栽も土地に馴染んで水平の屋根と良いバランス。
グレーの板張外壁も綺麗な状態、軒が深いので壁を守ってくれるのですね。

室内もすっきりと心地よい空間、適所に計画した収納が効いていました。
広さもちょうど良い感じ、
設計している時にひとつベーシックな平屋の形ができたなぁ
と感じたのですが、実際にとても住みやすそうなお家となっており一安心。

クライアントさんの住まいぶりを見学できるのは設計者にとって貴重な時間、
これから先、更にじっくりと敷地、暮らしに馴染んだ家となってゆくでしょう。
次の点検が楽しみです。(^^)

Category
笠間の平屋
Tag
2021.5.28

建築家、中村好文さんがトークイベントの中でふれられていた本。
ジオポンティ著「建築を愛しなさい」。

・建築を評価するために評価の要素として時間を付け加えておきなさい。
 建築をつくるためにあなたの要素に《時間》を付け加えなさい。

・建築。これは成熟による芸術です。天啓の芸術ではありません。
 建築には《神童》は存在しません。建築には一人のモーツァルトもおりません。

・建築は歌うものでなければならないとル・コルビュジェはいっています。
 魅力あるものは私たちを夢中にします。

・建築はたんに構築するというようなことではありません。(中略)
 技術は進歩するがゆえに消失しますし、用途のうちに消費されます。
 建築は芸術であるがゆえに残り、用途を超えるのです。
 

滋養のある言葉がたくさん詰まっています、ゆっくりと咀嚼しながら読んでゆこうと思います。

Category
Tag
2021.5.26

「豆と暮らしと」基礎配筋検査を行いました。

配筋のピッチ、太さ、コンクリートのかぶり厚さ、配筋の定着長さ
(重ね合わせ部分の長さ)など一カ所づつ確認してゆきます。

Category
現場ブログ豆と暮らしと
Tag