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2021.12.1

「ぐるりの家」2年点検に伺いました。
経年変化した杉板の外壁と真っ赤に染まった植栽、美しいです。

久しぶりにあったワンちゃんずも相変わらずの元気ぶり(^^)
クライアントさんと丁寧にひとつひとつ決めていった収納や棚割り
が使いやすい!と嬉しいお言葉を頂きました。
暮らしの情景が深まって行く様子を見るのは設計者冥利につきます。

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ぐるりの家現場ブログ
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2021.11.29

「かこむ、暮らす。」外壁の塗装が進んでいます。

黙々と丁寧に仕事を続ける棟梁!

青い空、シルバーの屋根、ナチュラル色の板壁が良い塩梅。
敷地の条件、屋根の形、クライアントさんの雰囲気などを感じながら
色を決めてゆくのは楽しい工程です。

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かこむ、暮らす。現場ブログ
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2021.11.22

「ふたつ屋根の下」「母の家」の定期点検に伺いました。
不具合などないか点検するのはもちろんの事、設計した空間が
うまく暮らしと馴染んでいるのか見る事ができる貴重な機会です。

まずは「ふたつ屋根の下」
お庭も室内もきれい!整った暮らしを送られていました。
嬉しかったのが息子さんのH君がリビング廻りに仕込んだ回遊動線
(ぐるぐると廻れる空間のつながり)を満喫してくれているとのお話し。
H君がトコトコ歩いている姿をみて
”そうそう、そうやって使って欲しかったんだよ”(^^)と頬が緩みました。

続いて「母の家」へ。
こちらでもお母さまより、くるっと廻る回遊動線が便利で気に入っている!
という嬉しいお言葉が。

また「母の家」では以前の母屋の記憶を受け継ごうと、お庭に面する縁側の
位置は変更せずに計画しました。
もちろんクライアントさんも喜んで頂いたのですが一緒に暮らす猫ちゃんが
新居に引っ越してすぐに家に馴染んでくれたとの事。
きっと縁側から眺める風景が以前と同じで安心したのだと思います。

子供さんや猫ちゃんなど本能的に居心地の良い場所を探り当ててしまう
裏クライアント(笑)に気に入ってもらえるのは本当に嬉しい事。

建築と暮らしの馴染んで行く様子を眺める事ができる定期点検、
設計者にとってもとても有意義な時間となりました。

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ふたつ屋根の下母の家
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2021.11.17

「かこむ、暮らす。」外壁の板張りが進んでいます。
道路側からの外観、外壁の垂直線と軒先の水平線のきれいな対比。

東側の外観、にょきッと突き出した2つの屋根が特徴的です。

今回の板張り外壁は押し縁で押さえる凸ではなく、
目透かしの凹の納まりとしてみました。
この”板巾”と”目地巾”を、原寸図を描いて事務所の壁に張り付けて
いろいろなパターンを何度も検討しました。
現場をみるまで少し不安でしたが良いバランスで一安心。(^^ゞ

現場について外壁を見た時に”きれいだな”と感じたのですが、その印象を
生みだしているのは監督さんの配慮と棟梁Nさんの丁寧な仕事ぶり。
バカ棒と呼ばれる定規で外壁の割り付けを検討。
その後板を釘で止めて行くのですが、
一度下穴を空けてから張り付けるという徹底した仕事ぶり。
お陰で釘のラインがピタリと揃い、その細部の丁寧さが建物全体に端正な
印象を与えています。
”矜持を持って誰に言われるでもなく自分の仕事をまっとうする。”素敵です。
Nさんとはこれで3棟目、今後も宜しくお願いします。

リビングへ入って正面の風景。
開口部のない板壁が植栽のスクリーンとなり緑を引き立たせてくれるはず。
今後の進捗が楽しみです。

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かこむ、暮らす。
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2021.11.15

「豆と暮らしと」気持ちの良い秋空の下、引渡しを行いました。

少し早めに現場へ着くと子供用の自転車が颯爽と乗り付けてあります。

裏に廻るとTくんとNちゃんが、
「おのさ~ん、今日もTシャツ着て来たよ。」
と声を掛けてくれました。
2人は事務所で最初に会ってから、いろいろとお話を聴かせてくれました。
とても楽しかったです、ありがとう。

路地空間をすすむと、水盤がありチョロチョロと光と音が揺れています。
クライアントさんとどうやって光を入れようかと一緒に考えましたが
うまく行きましたね!

木工家、長谷川さん入魂の豆型手掛け。(^^)
いろいろなお客さんに撫でられながら良い風合いに育ってくれるでしょう。

引渡しの帰り際にクライアントさんからお土産を頂きました。
オレンジ色の素敵な箱を開けるとクッキーとドリップコーヒーが入っています。
工務店さんの分まで用意して下さったので時間と手間がかかったと思います。
”人を喜ばせること”に対してひとつひとつ手間を掛け、
手を抜かず愉しんで向き合う”
そんなクライアントさんの姿勢を見ると感じ入るものがあります。
楽しい思い出ばかりの「豆と暮らしと」
暮らしの器としてどう育ってゆくのか、引き続き宜しくお願いします。

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豆と暮らしと
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2021.11.11

小川洋子さんの小説「博士の愛した数式」
諸行無常、桜の散り行く姿に思いを寄せるように
失われゆく時間と記憶に哀惜と愛しさを感じる本でした。

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2021.11.9

「豆と暮らしと」」11月6日7日の2日間に渡る見学会が無事終了しました。

低く伸びる切妻屋根と、神社のような簡素な佇まいをコンセプトに
クラインアントさんと丁寧に計画した住まい。
見学された方々に「見どころがたくさんあり、心が落ち着くお家ですね。」
と嬉しいお言葉を頂きました。

このような機会を与えてくれたクライアントさん、
協力して頂いた工務店のみなさん、
お忙しい中足を運んで頂いた方々に感謝致します、ありがとうございました。

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お知らせ豆と暮らしと
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2021.11.3

ここのところ朝夕寒くなって来ました、
事務所に着くと暖房を点けてまず珈琲を。


袋を開けると黒々とした豆が、
ミルで挽くと良い香りがほわほわと漂います。
ちょっとしたぜいたくな朝時間です。

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その他
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2021.11.1

「豆と暮らしと」すっかり風景に馴染んで来ました。

真鍮の看板と植栽が入り、魅力的なアプローチ空間が出来ました。

お客さんを迎える”豆型手掛け”

路地空間をすすんで行くと水盤がチョロチョロと音をたて
水面に反射した光が天井にゆらゆらと映りこんでいます。
水盤の先にも石を打つ事で庭に奥行きが生まれています。
造園家さんの枝ぶりのバランス感覚、石の置き方などいつも
さすがだなぁ・・と感じ入ります。

お店から路地への眺め、
平滑な白い壁、照明のガラスの質感、杉板の柔らかさ、
素材が並ぶとそれぞれの良さが引き立ちます。

ソファとスタンドライト、
暮らしの中の一コマがうつくしいと生活が愉しくなりますね。

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現場ブログ豆と暮らしと
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2021.10.30

「建築」という言葉があります。
職業柄「あの建築家の本に・・」
とか「あの建築は良かった・・」
などとよく使うのですが、
では「建築」ってなに?「建物」となにが
違うの、と聞かれるとうまく答えられません。

一般の人からすると
「要するに”建物”の事、一緒でしょ。」
で終わりの話しかもしれませんが、
「建築」に携わる身としてはどうもそれでは腑に落ちません。

分からない時には反対の言葉を並べてみる、
建築家の内藤廣さんの手法を借りて手元の紙の切れ端に反語を対になるよう書き込んでみました。

具体的に
「建物・building」として頭に浮かぶのは
コンビニやタワーマンションなど、
両方とも近代性、人間個人を中心とし合理性・経済性を基に組み立てて行くもの。
ある一定の空間で利益を最大化するための最適解の現れ。

「建築・aruchitecture」として浮かんでくるのは
ピラミッドや伊勢神宮のような社寺建築など。
両方とも個人を包括する「神」の存在を感じていた時代の精神から生まれたもの。
理性ではなく感情から組み上げられてゆくので不合理で無駄を許容する空間。

では信仰の解けた近代や現代には「建築」はありえないのか、という疑問がでてきますが

「個人」の脳みその中でああすればこうなると
「合理的にはじき出した」ものが”建物”
自分の存在を超えた「他者」にむかって感情を伴いそっと「捧げられた」ものが”建築”
という見方もできるような気がします。

普段何気なく使っている「言葉」をもう一度自分で捉え直してみる、
情報がひたすらに押し寄せてくる日常の中で大切な作業ですね。

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言葉
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