渋谷オーチャードホールで開かれたボブ・ディランのライブに行って来ました。
始めてその存在を知ったのは高校生の頃、あまりにも変てこ?なダミ声にこんなん
ありなの・・と衝撃を受けたのも束の間、中毒性のある声でいつの間にかディランの
声に魅せられて行きました。
ディランの年齢的にも一度は見ておかなければと足を運んだのですがやはり歌が
うまいなぁ~~と感じました。
自分だけの特別なヴォイスで独自の生き方を飄々と歩むディランやはりカッコよかったです!
渋谷オーチャードホールで開かれたボブ・ディランのライブに行って来ました。
始めてその存在を知ったのは高校生の頃、あまりにも変てこ?なダミ声にこんなん
ありなの・・と衝撃を受けたのも束の間、中毒性のある声でいつの間にかディランの
声に魅せられて行きました。
ディランの年齢的にも一度は見ておかなければと足を運んだのですがやはり歌が
うまいなぁ~~と感じました。
自分だけの特別なヴォイスで独自の生き方を飄々と歩むディランやはりカッコよかったです!
2005年の作品で監督ガス・ヴァン・サントが伝説のバンド、ニルバーナのリーダー
カート・コバーンの死に着想をえてつくった映画。
「グッドウィルハンティング」や「小説家を見つけたら」のようなストーリーが
はっきりした作品も大好きなのですがこの「ラストデイズ」や「エレファント」
のような淡々と時間を切り取ったまるでドキュメンタリーのような作品ももの凄く
迫力があります。
新作は富士の樹海が舞台との事、どんな映画になるのか楽しみです。
俵屋シリーズ最後は2階にあるアーネストスタディとよばれる部屋です、俵屋のT?のように
ガラスが十字にはめ込まれた入口のドアをくぐると屋根裏部屋のようなこじんまりとした心地
良いスペースが広がっています。
奥にはお昼寝スペースが、堀の深い窓にガラスのオブジェが飾られ
1860㎜に抑えられた天井は独特の模様の壁紙で仕上げられています。
実測スケッチこれで完了、噂にたがわず見どころだらけ(笑)の旅館でした!
おまけに庭座・ライブラリーの寸法スケッチ。
栃木県 益子にあるワグナー・ナンドールアートギャラリーへ出かけて来ました。
春と秋の1か月のみ公開の美術館です。
ワグナーはハンガリー出身の彫刻家で日本に移住し益子にアトリエを構えました。
敷地はさほど広くはないのですが見どころはたくさんあります、写真は取れなか
ったのですがアトリエの雰囲気がなんとも良い感じでした。
切妻ののびやかな展示室や野外に置かれたにワグナーの彫刻作品を楽しむ事が出来ます。
気になったのが奥行20cmにも満たないRCの壁に設置された腰掛け。目の前に
絵が飾ってあるのですがちょうどよい高さの腰掛けでした。
エノジノイエ上棟です!
エの字のように庭を囲むプランと物見やぐらのような2階部分が特徴です。
2階からは西側へひらける谷を眺望することが出来ます。
メインの庭はコの字に囲われているため植栽がはいるとLDと庭のつながり
が素敵な感じになりますね、楽しみです!
俵屋旅館の魅力はなんといっても共用部にあると思います。
玄関を入ると目の前に坪庭がパっと開けます、1畳弱の板の間が張り出しており一脚の椅子が
しつらえてあります。座ってみるとじかに外の風を感じながら夜空を眺めることのできる室内
と室外のあいのこのような不思な空間、とても気持の良い場所でした。
坪庭の奥にはラウンジスペースがあり雛飾りがしつらえてありました、そこをさらに奥へ進む
と和紙でくるまれた繭玉のような図書室が、あたたかくほんわりとした明るさの部屋にいると
心地良い眠気がおそってきます・・ 低い地窓からは庭を望む事が出来ます。
眠気を振り払って(笑)客室へ向かうと通路の横に外部とツーツーの開口部が!ガラスも雨戸も
ありません。なんとも不思議な感じ、聞いてみると台風の時もこのままだとか、
俵屋には外と内の入り混じった不思議な場所がたくさんあります。
さらに通路をすすむと脇にこれまた不思議なスペースが、躙り口のような入口を一段さがると
「庭座」とよばれるスペースがあります。床の高さと庭の高さが同じ、ガラス一枚で仕切られて
いてガラスと床モルタルをシーリング止めという納まり、コーナー柱の足元は隅きりして草の
ポットをはめこみ外部の草が内部にもつづいているように見せるというこだわりよう。
すごいの一言です!
スケッチを描いてみると坪庭を取り巻くようにさまざまなコーナーが配置されているのが分かります。
・程よい大きさ(ヒューマンスケール)
・うす暗い部屋に低いオレンジの照明
・穴倉に隠れるかのような部屋の入り方
・和紙、瓦敷き、土壁など本物のやさしい目ざわりの素材
・高さを低く抑えた椅子、テーブルなどの家具
あたりが居心地の良さの秘密か・・・と考えました、まだまだ奥が深そうです。
中村好文さんの本「意中の建築」を読んで以来ずーっと気になっていた京都
俵屋旅館さんへ行ってきました。
俵屋には全部で18の部屋がありますが今回宿泊したのは新館の1階にある「竹泉の間」
設計は吉村順三さんです。
掘り炬燵式の座卓があり、雪見障子越しに専用の坪庭を眺めることができます。
庭の奥行は1間半、これくらいの奥行があればこんな雰囲気の良い庭がつくれる
のですね。
しつらいも良い感じ、旅館全体に言える事ですがいわゆる老舗日本旅館!という
感じではなく古くからの雰囲気のなかに斬新なインテリア・デザインが共存して
いてお互いに引きたてあっているという感じ。
そしてどこにいても居心地が良いです。
お風呂もけして広くはありませんが高野槙の良い匂いのする
浴槽、洗面所の床はコルクタイル敷き。
木やコルクなど人肌にやさしい素材につつまれると気持ちが
ほっこりします。普通のホテルでは水廻りはユニットバストイレ
のFRP製品、もちろんメンテナンス上致し方ないのでしょうが
水廻りの心地良さはそのまま宿泊体験のここちよさに直結するの
だなぁ~と実感することができました。
もちろん実測スケッチも忘れません。
他にも障子の見込み寸法や家具の高さなど気になる寸法が多すぎて
へとへとになりました(笑)
三井ガーデンホテル新町別邸、造園家 荻野寿也さんが作庭した中庭があります。
エントランスを抜けロビーにはいると正面にドーンと庭があります。
下からのアッパーライトではなく上から月明かりのように樹木を照らす光、
背面の白い壁で揺れる樹の影がとても美しいです。
客室も縦繁のきれいな障子や断熱のためのロールスクリーンなど、細やかな工夫が
各所になされていました。
中庭と客室の実測スケッチ、3間の奥行があればあんなダイナミックな庭をつくれるのですね!
とても見どころの多いホテルでスケッチ疲れしました(笑)