ルークラフトさんに行くたびにいつも惚れ惚れするものがあります。それは丁寧に使い込まれた家具づくりの道具達。
長谷川さんに聞いたところもう30年に渡って使い続けている物もあるという事、
もはや長谷川さんの手と一体化しています。
愛着を持って使い込まれることでトロトロになった木肌、本当にきれいです。
愛情を持って住み続けられる事でどんどん良い感じの風合いになってくる家。
そんな普通で上質な住宅をつくりたいです。
ルークラフトさんに行くたびにいつも惚れ惚れするものがあります。それは丁寧に使い込まれた家具づくりの道具達。
長谷川さんに聞いたところもう30年に渡って使い続けている物もあるという事、
もはや長谷川さんの手と一体化しています。
愛着を持って使い込まれることでトロトロになった木肌、本当にきれいです。
愛情を持って住み続けられる事でどんどん良い感じの風合いになってくる家。
そんな普通で上質な住宅をつくりたいです。
石岡のルークラフトさんに家具づくりのお手伝いに行って来ました。
木々に囲まれた工房、ワンちゃんネコちゃんが気ままに過ごしていてここに来るとなんだかほっとします。
長谷川さんのお手本をみながら作業を進めます。黙々と木を削っていると無我の境地へ(笑)
今回の素材は栗、撫でさすり、削りながら重さや木の硬さ、木目の流れを確認。
木を理解するのには最高の経験です!
模型を作るために買った英語の本「リートフェルトの家具の作り方」
英和辞書を片手に(笑)読んでいくと、彼の家具はオランダの伝統的な家具を解釈し直したものである事、できるだけ少ない材料(流通しているもの)で家具をつくる方法を探していた事などが分かります。
中には材料の種類、大きさ、数量など細かく記載されており、縮尺を焼き直せば模型程度であれば比較的簡単に作れます。オブジェのようにしか見えなかったリートフェルトの椅子も裏に込められた思想を理解して模型をつくるとなんだか身近に感じます。長い時間を生き延びてきたデザインには必ずその土台のところにしっかりとした理念がありますね。
オランダの建築家、リートフェルトの椅子の1/10模型です。
左からジグザグチェア、レッドアンドブルー、ベルリンチェア、単板と棒材のみで構成され、モンドリアンのデ・スティルの概念をそのまま立体にしたかのようです。この模型は勉強のため自分で作ってみたのですが意外に簡単に作れました。
本で調べると、リートフェルトはこの家具のコンセプトとして一般の人がDIYで作れる事をあげています。パッと見るとオブジェのように見えるこの家具にそんな思想が込められていたとは・・・奥が深いです。
ちなみにリートフェルトはこのデザイン手法を使って「シュレーダー邸」という住宅を作り20世紀の建築史に名を残しました。
JAZZドラマー、アートブレーキー率いるジャズメッセンジャーズのアルバム。
ものすごく耳に残るイントロで、NHK美の壺のテーマ曲といえば、あれね!という方も多いのでは。
モーニンとはうなるような音という意味だとか、ノリの良い迫力のあるアルバムです。
聖アンセルモ目黒教会の設計者、レーモンド夫妻の本。
スタッフであった三沢浩さんが当時の事務所やレーモンド夫妻の様子を書いており、夫妻の妥協なきデザインへのこだわり、和洋折衷で自在に生活を楽しんでいる様子などが伝わってきます。
本の最後にレーモンドの師にあたるF・L・ライトの言葉が、
「生活のある、生きている空間こそが、本当の三次元の立体を生み出す」
人がいてそこで生活が営まれた時に、さらに空間がイキイキしはじめる、そんな住宅を目指します!
目黒駅から歩いて10分程の場所に建つ聖アンセルモ目黒教会、建築家アントニン・レーモンドによる1954年にできた建物。
内部は打ち放しの薄暗い空間、ザラっとしたコンクリートの肌を差し込んだ光が美しく照らします。
静寂な洞窟にいるような、安心できる場所です。
壁画に飾られたレリーフは妻のノエミ・レーモンドによるもの。
簡素でミニマルなレーモンドの創る空間と、それに暖かさと愛らしさを加えるノエミの調度品、何度来てもいいなぁと思う場所です。
目黒区美術館で開催中のジョージ・ネルソン展に行ってきました。
ハーマンミラー社のデザインディレクターを務め、チャールス・イームズなどのデザイナーと共に1950年代のアメリカのミッドセンチュリーを牽引した人です。
美術館の2階にはジョージ・ネルソンがデザインしたオリジナルの家具や建築の計画案、グラフィックなどがたくさん展示してあります。
1階には有名なマシュマロソファやネルソンベンチが、実際に座ることができます。座り心地は・・・(笑)
お土産に絵葉書を買いました!
カラフルで陽気、のびのびとしたネルソンのデザインに囲まれると心が華やぎますね。
設計室を開いて1ヶ月、おかげ様でいくつかの計画の相談を頂いております。ありがとうございます!
この「庭と暮らす家」約80坪の敷地に庭と共に暮らす家を建てるという計画案。
コンセプトは
①敷地に対して建物を張り出して配置する事で様々な庭をつくる、・主庭・北庭・西庭・バスコート
・バックヤード・物干し場・カーポート
②居間の床レベルを下げ、外庭の高さと近づける事で庭とのつながりが広がり低い視点から
庭の緑が楽しめる。
③食堂・居間・和室を斜めにつなげ、視線を通すことで室内が広く感じられる。
などです。
2階は図面をはしょっていますが寝室と2つの子供部屋があり食堂の上が吹き抜けです。
リビング廻りの様子、昼寝に最高のソファー(笑)です。
庭と家具、今後もこだわってやっていきます!