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2022.7.9

ずっと気になっていた開化堂の茶筒を手に入れました。
経年変化の美しい錻力でつくられた円筒形の端正なフォルム、
朝この茶筒からほうじ茶をいれてほっと一息・・・そんな情景が浮かびます。(^^)

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身の廻りのモノ
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2022.5.27

学生時代からずっと履き続けているカンペールの靴、
先代がいよいよへたってきたので新調しました。
コッペパンのような愛らしい形と多少のサイズのズレも
気にならない快適な履き心地。
これからもずっと履いてゆくのだろうなぁ、と思う愛用の靴です。

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身の廻りのモノ
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2021.6.8

自分で仕事をはじめてからはどこに行くにもトートバック。
なんでもポンポン投げ入れて持ち運びできる気軽さが好きです。

春夏は白いトートを使っているのですが、
しばらくするとどうしても持ち手部分が汚れてきてしまいます。
強力な石鹸でブラシでゴシゴシ、
など試してみたのですが思うような成果はあげられず・・・。
そんな時に見付けたのがこのハンドルカバー、
グレージュ色の皮素材で白い鞄とも良いバランス。
これでまたガシガシ、トートバックを持ち歩けます。

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身の廻りのモノ
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2021.5.17

修理に出していた腕時計が戻って来ました。
左がディター・ラムスのブラウンの時計、
右がアルネ・ヤコブセンのステーション。
どちらの時計もやりすぎず、シンプルで”ちょうど良い”デザイン。

それなりの修理代だったので、あたらしい時計を探してもみたのですが
”ちょうど良い”ものはなかなか見つかりませんでした。
”普遍性”にまで届いたデザインは時を経ても常にあたらしいのですね。
なにかの縁でやって来た手首の相棒「腕時計」これからも直し直し付き合って行き
たいと思います。

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身の廻りのモノ
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2019.8.23

「えんがわ薬局」にマチスの絵が掛けられました。
こちらは「イカルス」のシルクスクリーン

こちらは「ジャズ」

店舗を設計する時はいつも壁面に掛ける「絵」を合わせて提案させて貰っています。
というのも僕の設計では壁と天井は白くシンプルにまとめる事が多いのですが、
そのままではなにか落ち着きません。
そこで壁に一枚の絵を掛けるとあら不思議、空間がまるくなるというか、なにか
気持ちの拠り所ができたような気分になるのです。

真っ白な美術館のような空間では住めるような気がしないのですが、そこに一鉢の
グリーンやお気に入りの器、ちょっとした小物を飾るとぐっと空間に親密な雰囲気が漂ってきます。
人がくつろぐためには空間に少しノイズのような”あそび”があったほうが良いのだ
ろうなぁ・・ などと考えながら日々設計をしています。

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えんがわ薬局身の廻りのモノ
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2019.1.15

事務所で愛用していたカイフランクのうつわにひびが入ってしまいました。
もちろん悲しかったのですがこのひびを金継ぎしたらよい感じになるやも・・
と考えている自分も(笑)
本屋さんで見かけた金継ぎキットを早速購入

道具は
・金粉
・うるし
・先を尖らせた割りばし
・サンドペーパー400番
まずはうるしを豆皿に出し割り箸でひびの部分に塗りつけてゆきます。
その後うるしが固まるまで放置乾燥、うるしが固まったらサンドペーパー
に少し水をつけ、うるしの表面を慣らしてゆきます。
最後に金粉とうるしを混ぜ合わせ、ひびに沿って金色のラインを

なかなか良い感じにしあがりました。
これでこのうつわもまだまだ使えそう、
日々の生活に馴染んだ道具を修理して使い続けることができるのは
なんだか心が安心します。
こうしたひびや割れを愛でるのは日本人独特の感性なのでしょうね、
気に入ったモノは少しでも長く付き合ってゆきたいと思います。

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2019.1.9

新年の挨拶回りも終わりono設計室は昨日から通常業務開始、
年をまたいで手帳も新しいものへ移行しました。
ほぼ日手帳は4年目になりますがシンプルで使いやすくリピーターが
多いのも納得、特に手帳の下にかいてある一言がくせになります。

今週の言葉は料理研究家、土井善晴さんの家庭料理に関しての言葉

「不味くならないように」ということを徹底してやるのは大切です。
「どうすればおいしくなるか」とか「どれだけおいしくつくろうか」とか、
考えすぎないほうがいいんです。そっちに神経が行き過ぎると、
「不味くならないように」の部分でいっぱい落とし穴ができてきますから。

家庭の住まいを設計する立場としてもとても深い言葉です、
「不味くならないように」 を 「住みにくくならないように」
「どうすればおいしくなるか」 を 「どうすればかっこよくなるか」
と置き換えてみると住宅を設計する上での大切な心がけが見えてきます。

ほぼ日を片手に今年も丁寧に仕事をしてゆきたいと思います!

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2018.12.1

事務所で愛用しているカイフランクのうつわ、ある日ひびが入ってしまい
悲しかったのですが、同時に「そうだここに金色の一条のラインがはいったら・・」
などと想像している自分が(笑)
先日本屋さんへ行くとこの「はじめての金継ぎBOOK」が山積みになっていました、
妄想を現実へ変えるため早速購入。
ゆっくりとした休日にでもチャレンジしたいと思っています(^^)

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2018.11.23

いつも家具でお世話になっている家具工房の長谷川さんより素敵な贈り物
が届きました。
正円のうつくしい2枚の木皿、バーズアイメープルという貴重な木材。
こういうものを見るとまず手でさすりたくなる(笑)のはなぜなのでしょうか?
「視覚」が幅をきかせる世の中ですが、「手ざわり」の感覚ほうが本能に近い
気がします。 大切につかわせて頂きます!

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2018.11.14

仕事のときも普段着もシャツを着ることが多いです。
オーソドックスでいながら普段の生活でも着れるシャツ、ありそうで
なかなかない(笑)
このYAECAの白シャツはまさにそんな要望にピッタリのシャツ、普通の
形ですが、少しゆったりとした身幅でリラックスして着ることが出来ます。
またボタンがスナップ! 
幼稚園児の時以来のパチパチとボタンをはめる音になんだか嬉しくなります。

またお店にいけばこの型のシャツがかならず置いてある安心感、

「質のよいオーソドックスで遊びごころのあるシャツを、
 定番としてつくり続けることで安心感と愛着を生む」

「シャツ」を「住宅」に置き換えればまさに僕が目指しているもの、
確かな哲学のあるモノはしみじみとした良さがありますね。

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