「コミさん」の愛称で親しまれた作家、田中小実昌さんのエッセイ集。
映画とバスと、場末の飲み屋街を愛するコミさん。
思わせぶりなところのない、淡々とした文章の中に、はみ出してしまった
人々や、無用の物に対する愛情のようなものを感じます。
休日にビールを飲みながら、のんびりと読みふけってしまいました(^^)
「コミさん」の愛称で親しまれた作家、田中小実昌さんのエッセイ集。
映画とバスと、場末の飲み屋街を愛するコミさん。
思わせぶりなところのない、淡々とした文章の中に、はみ出してしまった
人々や、無用の物に対する愛情のようなものを感じます。
休日にビールを飲みながら、のんびりと読みふけってしまいました(^^)
新宿にある名曲喫茶「らんぶる」
ぶらりと入りたくなる喫茶店です。
地下へもぐりこむような階段、吉祥寺の「くぐつそう」もそうですが
こうした地下空間へいざなうような、あやしい階段が好きみたいです(^^)
内部は古城のようなレトロなインテリア、1950年創業
ここでいろいろな物語が生まれてきたのでしょうね。
老舗の喫茶店にはいると、スタバなどとはまた一味違う
安心感があり、ゆったり時間をすごしました。
ぐるりの家、11月23日24日の2日間に渡る見学会が無事終了しました。
いろいろな方々に見てもらい感想を頂く事で、自分が実現したかった
空間が理解して頂けたかなぁ・・と手ごたえのようなものを感じる
事が出来ました。
このような機会を与えてくれたクライアントさん、
協力して頂いた工務店のみなさん、
雨の中足を運んで頂いた方々にあらためて感謝致します。
この見学会で得たものを生かし、また日々の設計に取り組んでゆきます!
夏目漱石の門下生、内田百閒のエッセイ集
文章の歯切れが良く、リズムに乗って気持ちよく読み進む
事ができます。
表紙のとぼけた絵に惹かれて手に取ったのですが、この絵は
なんと芥川龍之介が描いたとの事。
芥川の本というと、人のずるさや愚かさを炙り出す重たい
テーマが多いですが、この絵を見る意外ととユーモアのある
ひょうげた方だったのかもしれませんね。
「えんがわ薬局」にて知事選定を頂いた、いばらきデザインセレクション
の表彰式に行ってきました。
建築以外にも、プロダクト製品や工芸品など様々なものが選定されています。
「えんがわ薬局」についても審査員の方々より講評を頂くことが出来ました。
表彰式後に力を合わせて「えんがわ薬局」をつくった
クライアントのみずず薬局鈴木社長、葵建設の監督さん、営業さん
と記念撮影!
みんなで喜べるって幸せですね(^^)
このような場所で、だい3者の視点で建物への意見を言っていただけるのは
設計者にとってとても貴重な事、フィードバックしてますます設計を磨き
あげてゆきたいです。
「ぐるりの家」の工事もいよいよ終盤
このお家は建具や家具も白塗装、床タイルも白、すべて白(^^)・・・
というとなにか味気ないようですが、このお家に入ると
明るい白、
暗がりの少し青みがかった白、
夕日が入り込んだ白、
タイルのくすんだ白、
いろんな白を体感できます。
シンプルなようでとても深い色なのだなぁ・・とあらためて「白」
のゆたかさを感じました。
週末に見学会を開催します!
「f+cHOUSE」 お引渡し後に、クライアントさんがお食事会を
開いてくれました!
心づくしのお食事を頂きながら、みんなでおしゃべり
あらためてクライアントさん、設計者、監督さん、職人さん、営業さん
が本当に良いチームで家づくりに取り組めたなぁと感じました。
このような機会をつくって頂き本当に幸せな時間を過ごすことができ
ました、感謝です。
そしてお赤飯最高でした!(笑)
敷地形状に合わせた扇形の建物を計画中、
プランが描けるとちいさなスタディ模型をつくって
立体的に確認します。
平屋案、少しカブトガニのようです(^^)
こちらは2階建て案、中庭を囲むプラン。
真ん中の建物の軒高を低くして屋根のバランスを取っています。
敷地に対してどんな風な佇まいの建物になるのか、とても大切な
作業なので何度も何度も検討します。
大変ですが自分のイメージを形に起こす楽しい作業でもあります!
あの有名なシドニーのオペラハウス(ヨットの帆を広げたような建物)
の設計者、ヨーン・ウッツオンの自邸「キャン・リス」の本。
スペイン、マヨルカ島の断崖絶壁に建つなんとも不思議な家
古代の遺跡を思わせるような分棟型のプラン、
地元の石材単一素材でつくった修道院のような空間、
全ての棟の入り口にある心地よさそうな中庭、
写真を眺めれば眺めるほど魅力的が増してゆきます、
いつかこの眼と体で体感したいです。
秋も深まって来ましたね、夕暮れに散歩をしていると街のなにげない
風景も胸にぐっとくるときがあります。
小学校の帰り道に感じた心細いような、なつかしいような・・・
マジックアワーと呼ばれるのも心になにかを呼び覚ますからなのでしょうか、
散歩をすると、自分の中の記憶のようなものを刺激されるような気がします。