イギリス、ビーバー社のシロップ「コーディアル」、天然のハーブやフルーツ
で作られているナチュラルドリンクです。
雑誌でその存在を知り買ってみたのですがこれがなかなか良いおあじ(笑)
寝る前にお湯割りで飲むとすやすやと安眠できます。
イギリス、ビーバー社のシロップ「コーディアル」、天然のハーブやフルーツ
で作られているナチュラルドリンクです。
雑誌でその存在を知り買ってみたのですがこれがなかなか良いおあじ(笑)
寝る前にお湯割りで飲むとすやすやと安眠できます。
新しい計画が動き始めました。
「いぬとそらと暮らす家」は3方を家に囲まれた敷地に建つ2階建て住宅のプロジェクトです。
計画の要点としては
➀2階リビングとする事で、プライバシーを確保しつつ日照、通風、環境の良い場所を
住まいの中心(リビング・ダイニング)とする。
➁クライアントさんの2匹のワンちゃんのスペースをとり、引き戸を使いながら犬と人の
スペースを臨機応変に区分けができるようにする。
➂住まいの裏方である収納、水廻り、家事スペース(物干し場、洗濯室など)をしっかりと
確保し、家事動線をまとめる事でストレスのない快適な暮らしが送れるようにする。
といったところです。
外観は隣地との距離などから軒を出さず箱型とし、ガルバリウム鋼板の外壁に包まれたシンプル
形になりました。
クライアントさんとの打ち合わせのなかで生まれた2階の縁側、ぽかぽかと日が差し込む窓辺に
愛犬と腰を掛け、後ろを振り向けばバルコニーの腰壁で切り取られたきれいな青空が・・・
見えるはずです(笑)
裏方としてついつい後回しにされがちな・・・(涙)、収納、家事スペース、物干し場、など
この裏方スペースをいかにきちんと計画できるかがその住宅の住み心地に大きく影響します。
娘さんがリビングをてけてけと走り、窓辺ではワンちゃんが日向ぼっこ、そんな暮らしの情景を
イメージしながらスケッチを重ねるのはとても楽しい作業でした!
住み心地の良い家になるよう、しっかりと図面を進めて行きます。
同じく内藤廣さん設計の「ちひろ美術館東京」、あずき色のガルバリウム鋼板の外壁が住宅地に
突然現れます。
分棟式でが建物が3つに分かれているため、圧迫感がなく気さくな感じの美術館です。
この美術館には「いわさきちひろ」の作品が展示されています、ちひろの描く子供の絵は本当に
やさしくて素直で見ていると心がほっこりします。
内部は撮影禁止なのでスケッチで、中にはちひろのアトリエが当時のまま再現されています。
月光荘のスケッチブックや、絵筆、ラジオ、植物などが机の上に雑線とならび、すっきりし
すぎないあったかい雰囲気のアトリエでした。
2階の図書室にあった椅子。まるまるとしてまるで赤ちゃんの腕のような(笑)椅子の脚、
なんとも魅力的な椅子です、調べてみたら村西さんという木工家のつくった椅子でその名
も「そら豆椅子」、かわいいですね。
東京練馬区にある、内藤廣さん設計の建物。シンプルながらも品のある佇まいです。
外壁は桧の小幅板、6センチ程度の小幅板が目地をそろえて端正に並びます。
牧野富太郎は「日本の植物分類学の父」と呼ばれる人で、高知県に生まれほぼ独学
で植物に関する知識を身につけ東京大学へ、その後93歳で亡くなるまでひたすら植
物へ愛情を注ぎ、観察、研究に明け暮れたといいます。
館内には牧野の植物のドローイングが並んでいます、驚異的な描写力です。
個人的にグッときたおまめのようなドアの取っ手、冬の日差しであったかい手触り
でした、内藤さんの飾らない人柄が伺えますね。
東京に研修に出かけたついでに、いくつか気になる建築を見学してきました。
まずは阿佐ヶ谷にある建築家 堀部安嗣さんが設計したカフェ、落ち着いた居心地の良い
場所でした。その堀部さんの書いた「書庫を建てる」という本が気になっていたのですが
カフェのオーナーとおしゃべりしていた所なんとこの本の「書庫」のクライアントさんとの事!
カフェを出た後早速本屋さんに行ってゲット、
建物が計画されるいきさつから完成するまでの物語が、クライアント、設計者それぞれの視点
から綴られています。
建築家、クライアント、施工者の3者で知恵を出し合いながら建築をつくりあげていく醍醐味が
臨場感を持って伝わってきて、自分の仕事と重ね合わせながら一気に読んでしまいました。
建築家との家づくりはその過程を楽しみ、存分に味わうことのできる大きな楽しみだと思います。
今日は大寒、一年でいちばん寒い時期ですね。
仕事をしていても足下がスースーして集中できません(笑)そんな時「暮らしの手帖」
の編集長、松浦 弥太郎さんの本でなにやらよさそうな靴下が・・・
ファルケというドイツの会社が作っている靴下で、履いてみるとしっかりフィットし
地厚の生地であったかいです。
右と左の形が違うためL、Rの文字が靴下に書いてあります。
足下が冷えがちな人にお勧めです!
わが家に新しい「ちゃぶ台」が届きました、小泉誠さんデザインのfloor ist という
座卓です。
テーブルの背面に溝が掘ってあり、L字型の脚部材の長手方向を差し込むか短手方向を
差し込むかで座卓の高さ(35㎝ or 21㎝)を調整できるというなんともローテクで楽しい
仕掛けです。テーブルを動かしたときに引っこ抜けないのかな?と思いましたがテコの原理
で天板と脚が固定されるしくみです、良くできています!
21㎝の高さの座卓はかなり低いですが家具の重心が下がることで部屋が広く感じられる、
お花見をしているようなハレの雰囲気になる、など新鮮な発見がありました。
テーブルの上の丸い部分はパソコンなどをやるときに配線を下から引き込めるように
蓋のようなつくりになっています。
家具はもっとも身近な生活の道具、住宅を設計する上でもとても大切、そしてとても
楽しい分野です!
デンマークの建築家ヨーン・ウッツォンがスペインマヨルカ島に建てた自邸の本。
ウッツオンといえば「シドニーのオペラハウス」があまりに有名ですが、他にも
魅力的な建築をたくさんつくっています、昨年の春見に行ったデンマークのバウ
スヴェア教会の静謐な空間はいまでも印象に残っています。
「CANLIS」は海を望む絶壁の崖の上に建っていて、素材はいたって質素な
地場で切り出された石材とカタロニア瓦でつくられています。
ウッツオンの言葉を借りれば「たとえば鳥が崖の上に巣をつくるように・・・」
つくったとの事、詩人ですね。
あけましておめでとうございます、ono設計は昨日より仕事始め今年も宜しくお願いします!
さて今日1月7日は「人日の節句」、朝食に七草がゆを食べました。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
春の七草を食べて無病息災を願う行事で、平安時代にはすでに始まっていたとの事です。
日本には季節に合わせていろいろな行事があり、その行事を通じて移り行く季節を敏感
に感じそして楽しんでいたのですね。
なかなか季節を感じることの少ない今の時代こそ、そういった行事を肩ひじ張らず気軽に
生活に取り込むことで「暮らし」の豊かさがすこし膨らむと思います。