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2017.4.6

出張の帰りに国立近代美術館で開催されている「茶碗の中の宇宙」展へ行ってき
ました。建物の前の広場では赤い毛氈が敷かれ、陽だまりの中でみんなが思い思
いにお茶を楽しんでいます。
暖かい陽気、桜、お茶、それだけで幸せですね。

建物は谷口吉郎さんによるもの、
展示は代々の楽茶碗が並んでいて壮観です。
なかでもやはり長次郎、そして本阿弥光悦作の茶碗は群を抜いています。
長次郎の「大黒」「禿」といった茶碗の光を吸収するようなマットな質感、
光悦の「乙御前」「雨雲」のモダンで大胆な造形、何度も眺めても凄く
良い(笑)「たまらんな~~」という感じです。
これだけの楽茶碗が揃う機会はなかなかないと思うので焼き物好きの方は
ぜひ訪れてみて下さい。

ちなみに次回はこんな展示会の予定、これまた楽しみです!

Category
美術・展示会
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