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2014.6.27

一ヶ月に渡る建築旅行が終わり、無事に水戸へもどりました。
ずーっと胸に秘めていた憧れの建築、
調べ、歩き、朝日の入り方を見てスケッチをし、組み上げられた石を撫で回し、家具を実測して感心し、匂いをかぎ、風の音を聴き、暗闇に差す一条の光に感激し、本当に五感を通じてひとつひとつの建築を堪能する事が出来ました。
ただ今思い返すと建物と一緒にそこで出会った人々の顔が浮かんできます、道を教えてくれたピザ屋さん、わざわざ遠回りして建物の近くへ下ろしてくれたバスの運転手さん、落としたコインを拾ってあげたらはにかみながらキートス(ありがとう)ととびきりの笑顔をくれた小さな女の子。
一人の旅は道を教えてもらったり、地元の食べものを説明してもらったり、そうした小さな善意に支えられながら旅を続ける事が出来るのです。
異国で受ける小さな親切や、優しい笑顔は本当に勇気づけられます。
そう思って日本にいる自分のまわりの人々を思うとすぐにたくさんの素敵な笑顔が浮かんできました。そういった人達に囲まれている自分は本当に幸せ者だと思います。
わがままな旅行を許してくれた家族、暖かい言葉をかけ、応援してくれた友人、まわりの人々。おかげさまで本当に貴重な旅行をする事が出来ました、ありがとうございました!
この経験を活かして益々建築設計の道を精進して行きます。

Category
北欧
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