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ジェフリー・バワ ~33rd Lane・Lunuganga~
2021.5.14

スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワの自邸と庭園を撮り下ろした本。
ページを捲っているだけでも熱帯のむっとした空気感が伝わってきます。

バワの自邸”33rdレーン”ではプランの中に坪庭を散らばせる事で空間に
明暗と奥行きを生みだしていますが、なにか既視感のある風景。

思い出したのは沖縄の「識名園」や京都の観智院の茶室「楓泉観」
坪庭というと京都の町屋などにある洗練された庭が思い浮かびますが、
内と外を繋ぐ緩衝帯としての坪庭のルーツは熱帯の地域なのかなぁ・・
などと想像しながらバワの空間を存分に味わう事ができました。

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