利休の弟子にあたるのが古田織部、美濃の武家に生まれ、信長、秀吉、
家康に仕え利休亡き後は徳川秀忠の茶の指南役を務めましたが、大阪夏
の陣の際に謀反を画策したとされ、利休と同じく切腹します。
織部は色でたとえると「緑」。
織部の好みはヘウゲモノ(風変わりなもの)上の茶碗もわざと歪ませたり。
縄文人が描いたような絵付けがあったり。
利休の黒くモダンで凄味のある「黒楽茶碗」と比べると好みの違いがよく
わかりますね。
織部の茶室、利休の待庵と比べかなり明るくなっています。
壁や天井に窓がまるでモンドリアンの抽象画のようにはめ込まれ
光のコンポジションを生み出しています。
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