ブログ

2022.3.7

息子の机の上にマイルスデイビスのLP盤が置いてありました。
聞いてみると小さなレコード屋さんで見付けて買ってきたとの事、
レコードプレーヤーもってないのに・・・・(笑)

でも圧倒的な存在感を放つジャケットを眺めていると
欲しくなるのは分かる気がしました。
・ちょうど良い30㎝角の大きさ、エッジの立った薄さ
・鈍く光沢のある紙ジャケットの質感
・手に持った時の確かな重み
つまり聴ける聴けないを別にして、
LPジャケット自体が”モノ”としてとても魅力的なのです。

「建築」においても”数値”や”プログラム”という面で語られる事が増えています、
時代の流れから考えても大切で妥当な事。
ただやはり具体的な存在である”建築”には「佇まい」や「質感」”モノ”としての魅力が必要で、そこに切り込んで煩悶することは設計者の喜びであり醍醐味だよな~
などと聴けないレコードを手に考えてしまいました。(^^ゞ

Category
つれづれ日記
Tag