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2022.1.25

「かこむ、暮らす。」植栽、外構の工事に移りいよいよ現場も終盤。
造園家さんに植栽を打ち込んで貰うと急に”すまい”の雰囲気が漂って来ます。

いつも感じる事なのでなぜだろう?と考えてみたのですが、おそらく植栽が
入る事で建築の表情がほころぶからだと思います。
竣工間際の建築には”おろしたての運動靴”のような、まだ土地と馴染んでいない
ぎこちなさを感じます。
そこに緑のおおらかな曲線が入り、その緑が風で揺らぐことで建物の表情が
ぐっと和いで来るのです。
人工物である”建築”と自然の”庭”がうまいバランスで溶け合うと人にとって
快適な場所が生まれます。
そんな絶妙なレシピを求めて設計を深めて行きたい思います。

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かこむ、暮らす。
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