イタリアの映画「イル・ポスティーノ」 舞台はイタリアの小さな島、祖国チリから亡命してきた詩人 パブロ・ネルーダと、その郵便係に配属された主人公マリオ の物語。
海辺でパブロが読んだ詩の感想を聞かれ、 「言葉に揺れる小舟のような気持ちだった」と答えるマリオ パブロに(隠喩を)「うまくやったな」と褒められた時の嬉しそうな表情に 観ているこちらも思わず頬が緩んでしまう名シーン。 上質で粋な心に沁みる映画です。