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2020.2.3

四国建築巡礼、最終日は建築とアートの島「直島」へ
高松からフェリーで向かい、現地でレンタサイクルを借りました。
直島の顔、草間彌生さんのカボチャがお出迎え。

そのまま自転車で安藤忠雄さんの「地中美術館」へ
通常の美術館のように白い空間へ作品を展示するのではなく、
アートと建築が一体となった空間美術館。
クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームス・タレル
錚々たる面子と安藤さんの建築が火花を散らせています。
理屈抜きで「建築って、アートって楽しいなぁ!」と思わせてくれる場所。
建築を学び始めた学生さんにこそ、ぜひ体感して欲しい場所です。

続いて「李禹煥美術館」
こちらも安藤さん設計ですが「地中美術館」に比べるといささか淡泊
な印象を受けました。
ただ前庭にある岩石とポールの配置は絶妙です。

安藤建築散策が終わったら再び自転車を飛ばして「家プロジェクト」
の地域へ。
内藤礼さんの「きんざ」、今回はじめて入ったのですが直島で一番印象
に残る展示となりました。
たった一人で土蔵の蔵に入り薄暗い空間を眺めるのですが、感じるもの
がありました。
これは体感しないと分からないので多くは書きません(笑)

最後は安藤さんの「南寺」
地中美術館とおなじくジェームス・タレルとの共作、
前回訪れた時とはまた違った体験をできてとても楽しかったです。

自転車をガンガンこいでなんとか17時のフェリーに間に合い
ました。
直島も10年ぶりでしたが、まったく色あせることなく心に
新鮮な印象を運んでくれる素晴らしい島でした。

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