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一汁一菜でよいという提案 
2021.3.31

料理研究家、土井善晴さんの本
以前ほぼ日手帳の中に
「料理のコツはうまくつくろうとしない事」というような土井さんの
言葉が書いてあり、読んだ時に膝を打つ思いがしました。
「料理」を「設計」に置き換えると本当にそうだなぁ、と今も思います。

この本の中にも良い言葉が散らばっていました。
「暮らしにおいて大切なことは、自分自身の心の置き場、心地よい場所
に帰ってくる生活のリズムを作ることだと思います。」

「地に足のついた慎ましい生活と贅沢が均衡するところに、日本人の
 幸せはあるように思います。」

「美しい手とは、田舎のおばあちゃん達が集まって、川渕に設けた
 水場で畑から掘ってきた青菜を洗っているような手の事です。」

本を読んでいると「料理」と「住宅設計」はなにか共通したものがあるなぁ
と感じます。
敬愛する建築家、中村好文さん、伊礼さんが料理好きなのもきっとつながり
があるからなのでしょうね。
僕もいそいそと週末の料理を楽しもうと思います。(^^)

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