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「世界史概観」
2017.11.22

H.G.ウェルズの「世界史概観」を読みました。
学生の頃から世界史は苦手でした、日本史の本は流れを追って理解しやすいので
すが世界史の本は違う場所の歴史が平行して進んで行くため頭がぐしゃぐしゃに
(笑) 先日読んだ建築家、内藤廣さんの本にこの本がお勧めと書いてあったので
苦手意識を抑えつつさっそく読み始めました。
SF作家でもあるウェルズの文章は教科書などに比べるととても読みやすく、独自
の視点でかかれているのでおもしろいです。
例えば「産業革命」について、「労働者と雇用者といった構造的な変化はさして
重要ではなく、蒸気機関という技術とそれによってもたらされた大陸間の移動時
間の飛躍的な短縮が世界に及ぼした変化は計り知れない」
というような事を述べています、目からウロコです。
ただやはり文字の羅列なので一気に読むのはなかなか大変。

そこで一緒に読んだのがこの「イラストでわかる図解世界史」、ヴィジュアルで
見る事ができるため直感的に理解できます。
教科書的なものが苦手な方にお勧め(笑)
この2冊を読んで少しは世界史への苦手意識を克服することができたような気が
します。
この本をベースに建築史や美術史を読めばまた楽しそうです!

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