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群馬建築ぶらり旅
2017.9.13

群馬建築ぶらり旅、まずは白井晟一さん設計の「旧松井田町役場」
神殿のような外観から「畑の中のパルテノン」と呼ばれたようです。
緩い屋根と太い列柱、曲線を描くバルコニーという構成だけでかくも
豊かな建築になるんだなぁ~ となんだかにやけてしまいました(笑)
白井さんの建築は渋谷の「松涛美術館」のようにコテコテのものも多
いのですが、浅草にある「善照寺本堂」やこの松井田町役場は装飾が
抑えられすがすがしい印象すらします。
やはりプロポーションの感覚が研ぎ澄まされた建築家だったのだなぁと
感じました。

次は磯崎新さんの「群馬県立近代美術館」キューブを基本要素
として組み上げていった建築です。
残念ながら展示の模様替えのため内部は見学できませんでした。

キューブの下の中2階のような外部テラスへ上ってみると天井
がグッと低くなっています。
早速実測すると2m5cm、谷口吉生さんやフランクロイドライト
のエントランスなどもグッと天井が低く抑えられている事が多い
ですが2mちょい、これくらいが本能に訴えかける(笑)寸法なの
かもしれません!

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その他
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