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ファーストプランができるまで
2017.7.29

平屋の計画がはじまりました、いつもクライアントさんに初めてお会いしてから
次の打ち合わせの時までに最初のプラン、模型を持って行きます。
たいてい絞り込んだ一案をまお持ちするのですが、設計者はその一案に絞るまで
に実はかなりもがいております(笑)
今回は最初のプランをお持ちするまでにどんな作業をしているのかをちょい見せ
します。
クライアントさんとの初回面談が終わったら何はともあれ敷地の情報をひたすら
集めて整理します。法規、上下水道や電気などのインフラ、周りの家の建ち方や
隣家からの視線、そして借景できるかもしれない隣のお庭など・・・
その情報を上の写真のように住宅地図に書き込み、駐車場や建物の配置を検討します。

土地の広さ、駐車場の台数、忘れちゃいけない総予算などから割り出すとおおま
かな建物の大きさが自然と決まってきます。
建物の大きさと配置が決まったら後はトレーシングペーパーにひたすらプラン
を書き出していきます。10案くらい描くと、これはないな、これもない、これも
・・・(笑)
とやっている内に残るのは2・3案

プランの候補が決まったら、ざっくりとした模型で立体的なボリュームを
確認、僕は1/200程度の小さな模型でザックリと、1個3~40分でつくれる
ので気軽で良いです。
ここまで来ると大体自分なりにこれがベストな案が決まる・・・はずなの
ですがなにげに結構迷います。その迷いを断ち切りベストなはずのプラン
を持ってプレゼンへ!
これを読まれた皆さんは設計士は裏では結構奮闘してるのだな、とやさし
い気持ちでプレゼンを聴いてあげてくださいね。

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その他
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