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夏の家
2014.6.10

今日はレンタカーでストックホルムより一路南へ向かいます、目指すはアスプルンドの夏の家です。学生時代に中村好文さんの本で読んで以来ずーっと気になっていたお家です。

一時間程車を走らせて、見えました!木々の間に夏の家が。

なんとも愛らしい姿です。

崖に登ると建物と湖へ向う敷地との関係がしっくりと納まっているのが良く分かります。
また建物が南北(普通日照を得るため東西)の方向へ配置されているのは、湖からの強い風を防ぐためでもあるとの事でした。

家主のイーヴァさんお手製のケーキを頂きながら、奥さんのシャルロッタさんがこの家の事、運が良ければ鹿やイノシシが見れる事、最近子供が反抗期で困る(笑)などムーミンのような煖炉の前でいろんな事を話してくれます。
僕が部屋の写真を撮ったり、スケッチしてるときもシャルロッタさんはソファで編み物、本当に昔のばぁちゃん家に帰ってきたようで心がほっこりしました。

小さな頃にこの家に来てたシャルロッタさん、シャルロッタさんのおばあさんがアスプルンドが再婚した奥さんにあたるようです。

ムーミン煖炉の前で記念撮影

スケッチ

泊めてもらった離れのコテージ、このコテージもアスプルンドが設計したようです。

さっそく実測(笑)
この家の居心地は家自体の良さはもちろん、家主の人柄もおおいにあるなぁと感じました。つまり家とそこに住む人がぴったりと寄り添うような関係になってはじめて(ますます)居心地の良さがにじみ出てくるような・・
仲良くさせてもらっているMさん夫妻、Hさんの家、なんでも作ってしまうNさんの家など今まで担当した家が思い浮かびました! みんな居心地を醸し出してくれそうな人達です^_^

Category
北欧
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