ブログ

2020.11.1

水戸芸術館で開催されている「道草展」へ脚を運んで来ました。

「植物」がテーマとなっており、展示室に入ると工事現場や荒野に
生える「雑草」のモノクロ写真が並んでいます。
「雑草」と一括りにされ、人に邪険にされ、
それでも多様性を保ちつつ厳しい環境にたくましく根をはる姿。
コロナ下の人々の姿と重なり、痛々しさと希望を同時に感じました。

しばらく行けなかったからこそ、アートに触れる事の嬉しさを余計に
感じた今回の美術展。
不要不急なものかもしれませんが、日々の暮らしの時間からで”ふっ”
と離れる事の出来るとても大切な場所です。

Category
美術・展示会
Tag