「春霞の家」基礎型枠検査を行いました。
基礎立ち上がりの幅寸法、基礎と土台をつなぐアンカーボルトの位置
配筋の通りにズレがないかなど確認して行きます。
図面と相違ないか確認できたので明日2回目のコンクリート打ちです。
「春霞の家」基礎型枠検査を行いました。
基礎立ち上がりの幅寸法、基礎と土台をつなぐアンカーボルトの位置
配筋の通りにズレがないかなど確認して行きます。
図面と相違ないか確認できたので明日2回目のコンクリート打ちです。
水戸芸術館で開催された「磯崎新×藤森照信」対談を聴きに行って来ました。
朝整理券が配られるという事で開館の30分前に行ったのですがすでに多くの
人が並んでいます。
対談のなかで磯崎さん、藤森さんがお互いの建築の成り立ちを探るような
興味深いお話がありました。
藤森さんが
「磯崎さんの建物に行くとガランドウの感じがあり死の気配がする、空間が自閉
していて上から光が落ち、空間が横に流れていかない、どうしてなのでしょうか」
と聞かれると
「それは簡単な事、自分は戦争の後の焼け野原を経験している。焼け野原の中で
空間体験はそらしかなかった。またヨーロッパの建築を見た時に廃墟や教会の
上からの光が印象的で自分はその光をやりたいと思った」
逆に磯崎さんが
「藤森さんのとてもユニークな点はモダニズムといっさい関係のない所で建築
をつくっている事、藤森さんの建築のベースは路上観察など自分の身体的な
感覚を通して培った美意識にあるのではないか」
それにたいして藤森さんは
「どおしてああいった形の建築をつくるのかと聞かれいつも困る(笑)
ただ自分が初めて設計をやるときに
「現代建築と関係あるものはやらない」
「過去の建築様式を引用する事はやらない」
このふたつをやらないという事だけはハッキリ決めていた」
お二人の建築の源流の秘密を聴けたような気がして嬉しくなってしまいました(笑)
帰りがけにショップで買ったお二人の共著、レーモンドや吉村さんの話も書いてあります、
興味のある方はお勧めです!