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2016.11.5

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詩人の谷川俊太郎さんのエッセイ、とてもドライな文章で仕事で疲れた時に
パラパラと拾い読みをしています。この本の中に谷川さんの詩ではないので
すが(笑)どきりとする詩が

いつもいつも急いでいたので
ほかの事は何もできなかった
何をそんなに私はいそいでいたのか
考えれば 自分の流れを汲みとる事にばかりいそいでいたのだ
ーその流れはいつも止まらないのにー
その上、捨てる事ばかりが多かったのにー。

忙しいなぁ・・と思う時にふと思い出すと腑に落ちる詩です。

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