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2016.7.25

敷地日照

すまいの豆知識第2弾は敷地の陽あたりをチェックする方法です。
クライアントが土地を購入するときに
「前(南側)の敷地にお家が建っているんだけど陽あたりは大丈夫かしら?」
「今は建ってないけど将来家が建った時日陰にならないかな?」
なんて相談を受ける事があります、こんな時前以下の方法で日照条件をチェックできます。

➀敷地の配置図を用意する
➁境界線を合わせて簡単な断面図を描く(建物の桁高さは一般的な6M程度とする)
➂南側の敷地の建物の軒先を起点にして夏至、春秋分、冬至、2月の角度の太陽光線を描きこむ
➃このラインから右側が日陰、左側が日向
といった手順です。
ここでチェックしたいのが一番日差しの欲しい厳寒期(2月頃)の日あたり、図では室内に問題
なく日が差しているのでこれでOKとすれば、
庭の奥行が3.5K(≒6.5M)つまり6~7M程度の取れれば一番寒い時期にも日差しを得る事ができる!
という結論です。
さらに日照が欲しければ吹抜けをつくる事でたっぷりとした日差しを1階床面に確保できます。
もちろん敷地によって条件は様々ですが、陽あたりチェックぜひチェレンジしてみて下さい!

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すまいの豆知識
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