海上に浮かぶ社殿、厳島神社　平清盛が造ったなんとも壮大な建築です。
厳島の語源は「神にいつく（＝仕える）島」との事、島自体が神として
崇められ昔は無人島で対岸からしか拝む事が出来なかったようです。
上の写真はフェリーから見た島の弥山、女性の横顔のように見えます。

海に浮かぶ大鳥居、地上と何かで固定してあるわけではなく杭の上に
自重で建っているだけのなんともシンプルな建ち方。

社殿を取り巻く回廊、コの字になっているため回廊を歩いていくと視線の
方向が変わり様々なシークエンスを楽しむ事が出来ます。
コルビュジェとやっていることが変わりませんね(笑)

社殿ももちろん素晴らしいのですが、島の雰囲気もとても良いです。
鎌倉の街と近い雰囲気、なぜか鹿もたくさん歩いています。

「おおきくつながる家リノベ」現場写真です。
１階部分内部の解体工事が終わり、柱、梁などの構造材が確認できるように
なりました。図面をかく時は解体前なので、見えない部分については経験上
の想像から作図するのですがほぼ思った通りの骨組で一安心です。
床下の通気が良かった事から土台も良い状態でした。

新たに耐震壁をつくる部分にはその荷重を受ける基礎をつくります。
「家のインナーマッスルを鍛える」リノベの大切なポイントです！

サッシの色などはサンプルを見ながら現場で決定、次はいよいよ外壁の解体工事
へ移ります。

少し早い夏休みをとって家族で広島方面へ、家族旅行であってもやはり
名建築へは足を運んでしまいます(笑)
巨匠、丹下健三の「広島平和記念資料館」、資料館から慰霊碑のアーチを抜けて原爆ドーム
への軸線は実際に見ると強烈です、建物と公園の配置によって都市に方向性をつくってしまう
すごいです。

東京への出張の帰りに「ペジテ×仁平古家具店×ブラックボード」のコラボ企画
を見てきました。

ペジテさんの家具が店内になじみいい雰囲気になっています。

ここのお店はどこを撮っても絵になります、駐車場まで良い感じ。
僕の愛車もいつもより格好よく見えるのは気のせいでしょうか(笑)

建築家伊礼智さんの住宅デザイン教室で「荻野寿也賞」を頂くことができました！
副賞は伊礼さんの先生でもある奥村昭雄さんのミルキースツール、かわいいです(笑)

今回の教室の課題は東京の目白の敷地に「アウトドアリビングのある2世帯住宅」を設計せよと
いうもの。僕の提案は「外めしハウス」、中庭とアウトドアリビングを囲むように部屋をつくり
屋根のかかった半屋外空間の楽しさを住宅にとりいれよ～！というものでした。

荻野さんの庭を知ったのは１０年ほど前、それ以来クライアントさんに庭の説明をするとき
はいつも荻野さんの写真をイメージとして使わせてもらっていました。
そんな荻野さんに賞を頂けたことは「庭と建物を一緒に設計する」事を目指している僕にとっては
本当に嬉しいこと、これを励みに今後もますます設計に磨きをかけていくつもりです。

北は北海道、南は九州から集まった建築仲間とたくさんであえた事もとても大きな収穫です、
またみんなで飲んだくれましょ～！