六本木の国立新美術館で開催されている「マグリット展」を見てきました。
マグリットはベルギーのシュルレアリスムの巨匠、同じシュルレアリスムの
ダリの絵はなんとも粘っこくて苦手(笑)ですが、マグリットの絵は斬新で
シンプル。実物をみてみたいなぁ・・と思っていたのでちょうど良かったです。
印象派の絵やフェルメールの絵のように壁に飾ってしんみりと「いいなぁ・・」
というような絵ではありません。日常ではありえない物の組み合わせや、コラ
ージュによってハッとするようなマグリットワールドが広がっています。
僕は特にこの「光の帝国」に惹かれました。青空と夜景を一枚のキャンパスに、
ありえない組み合わせですが不思議と絶妙なバランスの絵になっています。