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2022.7.2

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川縁の家
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2022.6.27

「川縁の家」6月25日26日の2日間に渡る見学会が無事終了しました。

川の流れる西側へ向かってL字に囲んだ平屋の住まい。
小川の音を聴きながら窓が切りとる「緑の風景」を眺めていると、
とても豊かな気持ちになります。
クライアントさんの敷地を読む目がこの住まいの計画の第一歩
だったのだなぁ・・と感慨に耽りつつ思い返しました。

このような機会を与えてくれたクライアントさん、
協力して頂いた工務店のみなさん、造園家さん、
お忙しい中足を運んで頂いた方々に感謝致します、ありがとうございました。

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お知らせ川縁の家
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2022.6.24

「つくばのリノベ」外部は外壁下地と、母屋・破風板の塗装がほぼ完了。

内部は下地工事が進んでいます、こちらはラボ(事務所)部分の水廻りの
FRP下地塗装。

かまぼこ天井からスッと横に伸びるアラワシの梁、
どんな塗装にするか頭の中で妄想中です。(^^)

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つくばのリノベ現場ブログ
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2022.6.20

「川縁の家」造園が入り雰囲気がぐっと豊かになりました。
竣工間際の現場に行くと、どうしても人工物である建物の角が立ちすぎていいて
”新築です”という雰囲気をもう少し馴染ませたいと思います。
そこで「もう少し塗装の黒を濃くした方が・・」とか
「軒天も黒く塗ったほうが・・」などと余計な事を考え始めてしまうのですが、
造園家さんのお庭が入るとあら不思議
「そんな事は気にしなくていいよ」と敷地におおらかな雰囲気が生まれます。
庭が入った事でようく建物がその土地に腰を下ろしたような・・・
”お庭マジック”ですね。(^^)

内部は八溝杉のフローリングと白い壁天井のシンプルな空間。
大きさの異なる窓から切り取られる風景もそれぞれに印象が変わります。

自分の家の外観がチラリと目に入るのがL字形のお家の楽しい所。
アオダモの幹とジューンベリーの葉が優しく揺れています。

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2022.6.13

「つくばのリノベ」外部は防水紙が張られ、その上に通気胴縁が
打たれています。

リノベーションの際に気密の弱点となりがちな母屋の突き出し部分、
大工さんが丁寧に隙間を埋めています。

外壁の杉板、下塗りはクライアントさん工事。
少しムラがありますが全て完了!お疲れ様でした。

内部は窓からの眺めが確認できるようになりました。
窓枠が額縁のように切りとる「緑の景色」
鬱蒼と四方に広がる緑の眺めよりも、
白い室内空間にスパッと切りとられた「緑の景色」の方が
魅力的に感じます。

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2022.6.6

「川縁の家」外壁2回目の塗装が完了し引き締まった印象になりました。

内部では電気屋さんと建具屋さんが黙々と作業を進めています。
「照明」と「家具」は設計をすすめる上で大切にしているポイント。
照明器具は目立たせず、落ちてくる光を壁・床面でいかに受け止めるか、
天井は少し陰りがあるくらいでちょうど良いと思っています。
家具はなんといっても直接手で触る身近な相棒(道具)
・触り心地良く・使い勝手良く・目にも優しく
そんな家具は暮らしをぐっと引き立ててくれます。

造作のキッチン収納も仕上がって来ました。

天窓からやわらかく落ちる光、
光を設計するという事は、光を受け止める壁面を設計するという事ですね。

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川縁の家現場ブログ
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2022.6.1

「川縁の家」現場もいよいよ終盤へ。

ビルバオグッケンハイム美術館を設計した建築家、フランク・ゲーリーは
以前「美術」と「建築」の違いをきかれた時に「窓があるかないかだ」
と答えたそうですが。
「窓をどうとるか」は建築設計の大きなテーマのひとつです。
窓をどうとるかはつまり
「光をいかに室内にまねき入れるか」
「外部(自然)とのつながりをどうとるか」
という事であり、まさに設計の本質的な部分。
もちろん住宅においても「窓」は設計の肝となる要素で、大きさ、高さ、方角など
スケッチしながら様々な角度から検討を重ねます。

今回の打合せには造園家さんも同席、窓から見える風景、室内と外部(自然)の
関係を現場に立って検討されています。
たぶん造園家さんの頭の中では様々な樹々が芽吹き、花を咲かせ
枝を伸ばしている事でしょう。
邪魔しないようにパシャリとシャッターを押させて貰いました。(^^)

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川縁の家現場ブログ
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2022.5.30

「豆と暮らしと」半年点検に伺いました。
杉板無塗装の外壁も良い感じに育ち、お庭の樹々や石たちもどっしりと
土地に腰を据えた様子。

ワンチャンはデッキでごろり

娘さんはソファでごろり(笑)

焙煎所もラボのような雰囲気で男ごころ(少年ごころ)をくすぐります。
豆の焙煎の手順も見せて頂き、クライアントさんの真摯な哲学のもと
着実に豆に色が入ってゆく様子を見る事ができ大満足。

久しぶりにお会いしたクライアントさんと四方山話に花が咲きとても
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
設計したお家にクライアントさんの暮らしが沁みこみ、それぞれの
佇まいを醸し出して行く様子を見られるのは本当に嬉しい事。
今後も遊びに寄らせて頂きます。

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現場ブログ豆と暮らしと
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2022.5.25

「つくばのリノベ」外部構造用合板の施工が進行中、
壁ができると内部に空間がうまれ、現場が楽しくなってきます。

今回うれしかったのがこの風景。
「玄関扉を開けると土間の先に窓で切り取られた”みどりの風景”が・・・」
などと妄想しながらスケッチしていたので”よしよし”とほくそ笑んでしまいました。(^^)

またクライアントさんの自転車ハンガーの設置位置も現場で確認。
図面で検討して現場で再確認、
この積み重ねによって住みやすく快適なお家が生まれます。

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つくばのリノベ現場ブログ
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2022.5.23

「川縁の家」木塀の納まりをスケッチで検討。
意匠・コスト・メンテナンス、色々な面を考慮しながら鉛筆で描いては
消して、また描いて・・・(笑)どう作ったら良いか考えます。
現場では平面的な図面よりも立体スケッチの方が伝わりやすい、
そして描いてる自分も楽しい。(^^ゞ
頭の中で考えた造形を紙面に立体で描いてみる、それを見てまた修正する
その積み重ねの先に理想的な”かたち”(おさまり)が見えて来るのです。

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川縁の家手描きスケッチ
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