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アースダイバー
2017.9.15

建築の設計を始める時に「地盤調査」というものを行います。
調査会社が「地盤調査報告書」というものを作成してくれるのですがそこ
にかつての敷地の地形(台地、谷地など)や地層区分(沖積層、洪積層)
などが書いてありそれがなかなか面白いです。
地形については地名、〇〇台、〇谷、〇沼、とそのままリンクしいたり、
調査の参考資料がなんと古地図だったり(笑)
ぷっつりと歴史と縁が切れているような分譲地ですら、やはりかつて
の地勢の影響をいまだに受けているのですね。

そんな感覚が腑に落ちたのが最近読んだ中沢新一さんの「アースダイバー」
縄文時代の海抜の地図を現在の東京の地図にレイヤーのように重ねて東京
の街を読み解いてゆくという本。
東京という街は戦争の空襲の前後で街の記憶がプツリと断絶している印象
がありますが、街の土台である地形についてはいまだに縄文時代の記憶を
保持したままだというとても刺激的な内容。
街や歴史に興味のある方にはおすすめの本です!


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