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2019.3.22

メキシコの建築家ルイス・バラガンの自邸の写真集
いわゆるモダニズムの住宅とは一味も二味も違う佇まい・・
写真を眺めているだけで空間の静けさ、光の移ろいを感じ水盤
を叩く水の音が聴こえてくるよう。

「人のこころを匿う場所」としての家、「静寂」と「光」

なんど本をめくっても不思議な魅力に惹きこまれてしまいます。

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2019.3.20

名作住宅トレース、今回は吉村順三さんの「国際文化会館住宅」
坂倉準三、前川國男、吉村順三が共同設計した「国際文化会館」に隣接する館長、
副館長のための住宅ですが残念ながら現存せず。
1.5寸勾配のスカッとした表情の木造モダンのファサードが少しずれながら2棟
並ぶ姿が美しいです。

構成は総2階(50坪程度)の2棟が中央の女中棟で連結されるというもの。
写真の外観からはもう少し小ぶりな大きさかと思いましたがトレースして
みるとゆったりとしたプランニングであることが分かります。
間仕切りの建具を全開放としてレセプション時の利用も想定していたよう。

女中室、それぞれの棟のキッチンからバックヤードへの動線の捌き方が絶
妙です、吉村さんの設計はいつもこうした実際の生活への視線、愛情を感
じます。

断面を見ると南面の軒高は5400と低く抑えられ、内部は真壁と大壁併用の
独特のインテリア、よく見ると1階の張り上端はバラバラで天井裏のフトコ
ロがほとんどありません。

素材も屋根垂木の下にアルミ箔を張り付けていたり、三井ボードなる新建
材?を使っていたり、窓下にラジェーターグリルをつけたりトータルにいろ
いろなチャレンジをしているのが分かります。

同じ建築家のトレースを何件か続けているとその建築家のくせのようなもの
や、何を大切にして設計を組み立てていたのかが段々と分かってきます。
今後も名作住宅トレースで学んでゆこうと思います!

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手描きスケッチ
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2019.3.18

みなさま

このたびクライアントさんのご厚意により「寄棟やねの家」のオープン
ハウスを開催させて頂きます。

水戸市中心部に建つ2階リビングの事務所併用住宅です。東南に斜めに
切ったバルコニーへ向かう明るく広々としたLD空間
キッチンや家具も空間に合わせた作り付けです。

ご都合が付きましたら是非お越し下さい。
*予約制となります。ご来場頂ける場合は

・お名前 ・人数 ・参加希望日時(下記よりお選び下さい)

お問い合わせメールにてご連絡下さい、確認致しましたらこちら
より詳しい現場案内図を送付させて頂きます。

*住宅というプライベートな建物の性格上ご近所の皆様はご遠慮頂いております。

日時:

4月6日(土)

➀ 13:00~15:00

➁ 15:00~17:00

4月7日(日)

➀ 10:00~12:00

➁ 13:00~15:00

➂ 15:00~17:00

場所:茨城県水戸市中心部

交通:水戸駅より車で10分程度

皆様のお越しを楽しみにお待ちしております!

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えんがわ薬局お知らせ
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2019.3.15

家族で水戸芸術館へ行って来ました。
「アートセンターをひらく」という催しが開催中、
普段は展示室となっているところがカフェになっており、コー
ヒーを飲みながら置いてある本を読んだり、工作をしたり・・・
まったりとした時間を過ごすことが出来ました。

考えてみればプリツカー賞を受賞した磯崎さんの空間でまった
りできるなんてなんとも贅沢な時間、ぜひ脚を伸ばしてみて下さい。

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その他
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2019.3.13

「寄棟やねの家」着々と現場が進んでいます。
外部は屋根の横葺きが完了、外壁はモルタル下地の工事が進行中

内部は枠造作、ボード張りなど広々としたリビング空間になりそうです!

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寄棟やねの家現場ブログ
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2019.3.11

「寄棟やねの家」に入る丸テーブルの部材ができたよ~~!と家具工房の長谷川
さんより連絡が、さっそく車を飛ばして工房まで・・・

原寸図をみながら天板の厚さや、面取りの幅、脚部のコーナーの落とし方など細
かい点を確認してゆきます。

脚の部材を仮組みしてみると、風車のよう(^^)
テーブルの名前は風車を意味する「mill」に決定。

天板をそっと乗せてみるとなかなか良いバランス!
完成が楽しみです。

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家具寄棟やねの家
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2019.3.8

東京ステーションギャラリーで開催されているアアルト展へ脚を運びました。

会場も昔の建物をうまく利用していてとても魅力的な空間です。

会場にはアアルトの計画案やデザインした家具、照明、そしてタイルや
ドアの取っ手まで展示されており見どころ満載です。

この展示会で一番惹かれたのがアアルトの配置計画と独特なプラン!
軸線をずらしながら扇状に配された平面計画はアアルトならでは、
普通の矩形ではアアルトの手が満足できず、鉛筆で線をずらしながら
放射状に紙に芯を擦り付けたらやっと腑に落ちた(笑)という感じ。
平面図自体の形態がとても魅力的でいつまでも眺めてしまいます。
東京駅の丸の内北口を出て10秒の会場、都内にお出かけの際には必見
の展示会です。

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その他
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2019.3.6

かまぼこ屋根のクリニック、内部のクロス張りや塗装工事が完了しました、
道路側からも3つのかまぼこ屋根がチラリと見えています。

内部にはいると3つの屋根がいらっしゃい!と迎え入れてくれます、
京都詩仙堂で見た”おくどさん”にも似ていますね(笑)

今回の内装は床以外は白一色なのですが、それぞれの面の受ける光の
違いで様々な白色の表情が浮かび上がっています。
内部は白い迷路状になっていてギリシャ、ミコノス島の集落のよう
完成が楽しみです!

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かまぼこ屋根のクリニック
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2019.3.2

エスキスとは設計における「下書き」や「スケッチ」を指す言葉。

プランニングの依頼を受けるとまず敷地へ脚を運び、日照や通風、眺望など
の環境的な条件と、建蔽率や道路斜線など法規的な条件を把握します。
敷地の条件を把握したらクライアントさんの要望、予算をもとにエスキスに
取りかかります。

まとまった時間の取れる日に1/200の敷地図をトレーシングペーパーの下に
挟みいそいそと線を引き始めます。
下絵なので細かい点や紙の汚れは気にせずにとにかく手を動かし線を重ねて
ゆきます。

敷地への屋根の佇まいや、開口部が切り取る風景をイメージしながら複数
案をまとめてゆくと自分の手が敷地に馴染んでゆく感じがします。
7・8案書いてみて、これならいけそうという1・2案をブラッシュアップし
てゆくという感じです。

この敷地図の上に何度も線を重ね手を練ってゆく作業を繰り返すと、敷地の
持つキャラクターや、消去法を経てその場所にふさわしい形、佇まいがみえ
てくるような気がします。
これはいきなりCADではだめで、やはり鉛筆で紙に・・でないと掴めない
感覚だと思います。
それに自分のアイデアを紙に書き込むという作業は単純に面白いですしね(笑)
「眼を養い手を練れ」この言葉を胸に今日も設計に励みます。

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手描きスケッチ
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2019.2.28

京都左京区にある「詩仙堂」
江戸時代の文人、石川丈山の山荘跡との事。

階段を奥に進んでゆく魅力的にアプローチ空間を抜け、建物へ入り縁側を
歩いてゆくとサツキの大刈込の庭が全方向から視界に飛び込んできます。
庭と建物がスカスカに抜けているので東屋に佇んでいるような心持ち(笑)
水平に張られた床面と華奢な垂直の柱のライン、そこまでも横方向へ連な
ってゆく空間、日本建築ってモダンですね。

入口の脇にひっそりとある”おくどさん”もなんとも魅力的な造形、
撫でまわしたくなります!

帰り際にもう一度庭を眺めようとすると仲良く母娘の背中が並んでいました。
男親子ではなかなかできないので少しうらやましいですね(笑)

Category
京都・奈良手描きスケッチ
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