HPに「笠間の平屋」竣工写真をアップしました、是非ご覧ください。
フランク・ロイド・ライトが事務所を開いて初めての仕事
「ウィンズロー邸」
この処女作から、
プレイリーハウス「ロビー邸」
ユーソニアンハウス「ジェイコブス邸」
と追ってゆくとライトの建築の変遷を理解する事ができます。
プランは矩形を分割したオーソドックスな構成ですが、半円形に突き出した
温室や八角形の階段室の塔など独特な造形感覚が表れています。
この住宅の一番の特徴はやはり安定感のある正面立面。
まだ流れるような「オープンプラン」も水平帯の「窓」
も見られませんが、
・軒の深いゆるい勾配屋根
・暖炉を中心とした平面
・水平ラインを意識した立面の構成
などその後のライトの手法の種となるものが随所に見られます。
また今見るとなんて事はない外観と感じるかもしれませんが、
当時周囲に建ち並んでいたのはチューダー様式やクイーン・アン様式
など装飾過多の住宅、この率直な外観を持つ「ウィンズロー邸」の出現
は鮮烈な印象を与えたと思います。
「山のパンセ」の著者、串田孫一さんの本。「ギリシア神話」
串田さんの飾り気のない淡々とした文体のおかげで、
すんなりと楽しく読む事ができました。
こうした”神話”や「遠野物語」のような”民話”はお説教くさくなく
また隠された意図もなく、清々と読む事ができますね。
聖書で「右の頬をうたれたら・・・」などといわれても
うーん、ちょっとそれは・・・という感じですが。
「女神アテナが人間のアラクネと機織りの腕比べをした。
自分よりうまかったので織物を真っ二つに割き、アラクネを蜘蛛にしてしまった。」
こっちのほうがお茶目で、そういうもんだ!と腑に落ちますね。
落語の「あくび指南」のよう。
もちろん人々の無意識の世界に支えられている神話、民話は奥が深いのですが「意味」や「私情」に囚われる事なく朗らかで健全な話だと感じました。
「豆と暮らしと」大工さんの工事が大詰めを迎えています。
緑と空に挟まれた杉板の外壁、10年後はもっと良い感じに育っているはず。(^^)
住居と店舗のバッファゾーンとなる通り土間。
この空間がある事で、仕事と暮らしの風景がぐっと楽しくなります。
内部は木製建具が入りました。
傾斜天井も良い感じ、壁が白く塗装され、間接照明で柔らかい光が落ち
てくるのが今から楽しみです!
建築家、内藤廣さんの本。
編集者の建築に対する問いに、ひとつづつ著者が答えて行く構成。
内藤さんの文章は言葉が平明で、変に抽象的な話になる事もなく
すっと頭に入って来ます。
共感したのが、コロナ後に使われるようになった「新しい日常」
という言葉が気に入らないという文章。
以前「美しい国」という言葉が出た時もうすら寒い思いをしましたが、
この「新しい日常」という言葉も妙に軽く、壁に貼られた標語のように
体温を感じません。
この生理的な違和感を、おかしいと感じ言葉にできる感性を持ち続けて
いるからこそ内藤さんのファンが多いのだと思います。
日々の仕事の中でリセットしたあなと感じた時、内藤さんの本を
読むともう一度新たな気持ちで「建築」と向きあう事ができます。
「かこむ、暮らす。」基礎立上りの型枠、金物のチェックをしました。
型枠の巾寸法、アンカーボルト(基礎と土台を連結する金物)の位置、通り
などを一つづつ確認して行きます。
この後、立上りコンクリートの打ち込み、脱枠が終わるとお盆明けに上棟予定。
建物の架構が立ち上がるのが今から楽しみです!
朝事務所に着くと目の前の公園を散歩します。
草の匂い、葉の深い緑色、セミの声、水面に揺れる光、
少しの時間ですが体で”夏っ”を感じる事ができます。
設計という仕事をする上でも、とても大切な時間だと感じます。
「かこむ、暮らす。」基礎コンクリートの受け入れ検査を行いました。
生コンクリート車が到着すると、サンプルを一部抜き取りコンクリートの
固さ、温度、空気量、塩化物量などの検査を行います。
問題がない事を確認した後、コンクリートの打ち込み工事を開始して貰います。
こうした地道な積み重ねが、丁寧な現場を生みだしてくれます。
「かこむ、暮らす。」基礎配筋検査を行いました。
配筋の太さ、間隔、継手長さ等、図面と相違ないか一つづつ確認して行きます。
次は1回目のコンクリート打ち込み、
お盆明けの上棟式へ向けて着々と工事が進んで行きます。
「豆と暮らしと」順調に現場が進んでいます。
外壁羽目板の間に押さえ縁をステン釘で施工中、
板材の自然な色のムラが良い感じ。
リビングのR天井の下地が取りつきました。
間接照明の光をやわらかな曲面で拡散させる計画です。