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2016.5.6

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池袋にあるフランクロイドライト設計の自由学園、建物の中にはライトの設
計した家具があり座ることもできます。
ライトは家具や照明にこだわり自分で一からデザインした建築家、家具をじ
っくり観察するとライト流の意匠はさることながら、構造的にもしっかりと
考えられており、だからこそ今でも使われ続けている事が分かります。
きっと今度の家にはこんな意匠の椅子をこんな構造で・・なんて考えるの
が楽しくてしょうがなかったのでしょうね!
家具は新しいものと昔からあるものが混在して置いてあるのですが魅力があ
るのは断然古いもの(笑) 
時を経て使い古された家具にはおおらかな人格のようなものが宿るのでしょ
うか、なんだか安心感があり惹きつけられます。

Category
家具
Tag
2015.10.13

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先月「竹中大工道具館」で行われた中村好文さんの椅子造りのワークショップ
に参加して来ました。

ミルキングスツール

つくるのはシェーカー教徒が牛の乳しぼりの時に使っていた「ミルキング
スツール」木目の流れを読みながらドリルで穴を開けたり、鉋で角を削っ
たり朝の9時から夕方の5時まであっという間の一日でした。
やっぱり実際に木を自分の手で、削り、さすり、磨いてものを作るという
のは楽しいですね!モノづくりの楽しさを実感しました。

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こちらが僕が完成させたミルキングスツール、我ながら良く出来た(笑)
と自画自賛です。

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ワークショップの後、中村好文さんと好文さんの家具をずっと協働で
つくられていろ横山さんと記念撮影をして頂きました!
椅子の穴から指がでています(笑)
なんとも幸せな一日でした。

Category
3人の建築家家具
Tag
2015.2.16

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久しぶりにつくばのブラックボードさんへ、相変わらず雰囲気の良いお店で
魅力的な家具がたくさん置いてあります!
店長のHさんは相当な家具マニア(笑) 話しているとあっという間に時間
が過ぎてしまいます。会話のなかで「これはいい椅子だよね~・・」と話題
に上がったのが下のスケッチの椅子。

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J-39 シェーカーチェアとも呼ばれ1947年にデンマークのデザイナー
ボーエ・モーエンセンが完成させた椅子。
FDB(デンマーク協同組合連合会/生協のような組織)からの
「一般市民のための安価で質の高いい椅子」をというまさに言うは易し、作
るのは難し・・(笑)の無理難題に対して、アメリカのシェーカー教徒の家具を
リ・デザインする事で見事に答えた椅子です。
見た目は普通ですが、構造的にも、意匠的にも、コストに関しても理にかな
った飽きの来ないデザイン、”ふつうのすごさ”を感じます。

Category
家具手描きスケッチ
Tag
2015.1.13

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わが家に新しい「ちゃぶ台」が届きました、小泉誠さんデザインのfloor ist という
座卓です。

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テーブルの背面に溝が掘ってあり、L字型の脚部材の長手方向を差し込むか短手方向を
差し込むかで座卓の高さ(35㎝ or 21㎝)を調整できるというなんともローテクで楽しい
仕掛けです。テーブルを動かしたときに引っこ抜けないのかな?と思いましたがテコの原理
で天板と脚が固定されるしくみです、良くできています!
21㎝の高さの座卓はかなり低いですが家具の重心が下がることで部屋が広く感じられる、
お花見をしているようなハレの雰囲気になる、など新鮮な発見がありました。

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テーブルの上の丸い部分はパソコンなどをやるときに配線を下から引き込めるように
蓋のようなつくりになっています。
家具はもっとも身近な生活の道具、住宅を設計する上でもとても大切、そしてとても
楽しい分野です!

Category
家具
Tag
2014.12.26

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家具の打ち合わせで、久しぶりに石岡のルークラフトさんのアトリエへ行って
来ました。

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白い壁に、長谷川さんの作った簡素な作品がとても相性良く飾られています。

Category
家具
Tag
2014.12.2

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新宿パークタワーにあるリビングデザインセンター「OZONE」
コンランショップや北欧家具を扱うノルディックフォルムや日本の作家の家具を
あつかうニッポンフォルムなど一流の良いものをたくさん見ることが出来ます。
値段もよいです(笑)。
インテリア好きならおすすめのスポットです!

Category
カフェ・雑貨・お店家具
Tag
2014.10.7

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つくばでお仕事をしている椅子の張り職人、保坂さんのところに遊びに行ってきました。
上の写真は僕が古道具展でみつけたロビン・デイのアームチェア、もともとはグリーンの生地
でしたがグレーの生地できれいに張りなおして貰いました!

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工房に良い感じの椅子がゴロゴロしています。

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いわゆる学校のパイプ椅子も生地を張り替えればなんともいい感じ、
生地はドイツやイギリスから取り寄せているとの事。
椅子の生地、いろんな柄があり取り合わせを考えるのがとても楽しそうです!

Category
家具
Tag
2014.9.18

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初夏にデンマークを旅行していた時に人口500万人程の(日本の1/20)国でなぜあれほどまで
優秀なデザイナーを輩出し、名作とされる家具を造り出す事ができるのか不思議に思いました
が、この本を読み、ブラックボードさんでのトークショーを聴く事で自分なりに理解する事が
できました。
もともと森に囲まれ木の文化を持っていたデンマーク、1920年代には700社を超える家具工房
があり、イギリスやイタリアのパイン材の家具製作の下請け的な仕事をしていました。
このまま真似をしているだけでは立ち行かなくなると判断した国は1921年に王立美術アカデミー
を立ち上げ、デザイナーの育成に力を入れます。この時家具専攻科の教師となったのがコーア・
クリント、生徒達に古い家具を実測させそこに時代を反映させた部分的修正を加えるという
「リ・デザイン」の思想を教え、後にハンスウェグナーなどがこの手法を受け継いでいきます。
この学校の卒業生はボーエ・モーエンセン、ハンスウェグナー、フィン・ユール、ポール・ケ
アホルムなどいずれも家具の世界の巨匠となります。
また椅子だけで見てもYチェア、セブンチェア、シェーカーチェアなど日本の住宅建築の雑誌で
も毎回目にするものがデンマークで生み出されています。
実はこのデンマークのデザイン、日本の影響を強く受けていたそうで・・・・
長くなるのでまた次の機会に(笑)

Category
家具
Tag
2014.9.16

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つくばにあるライフスタイルショップ、ブラックボードのHさんよりお誘い頂き
「ハンスウェグナーとPPモブラー展」とトークショーを聴きに行って来ました!

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トークショーではスライドを見ながらデンマークの家具造りの変遷や、ハンスウェグナー
のそれぞれの椅子に込められた物語をたっぷりと聴く事ができました。
さらにトークショーの後には、ベアチェア、ピーコックチェア、ザ・チェアなど普段では
まず見ることのできない椅子に実際に座らせて貰い、ウェグナーの椅子を満喫しました。
家具好きにはたまらない企画であっという間に2時間たってしまいました。
家具の世界、知れば知るほど深みにはまっていきます(笑)

Category
家具
Tag
2014.8.29


ルークラフトさんに行くたびにいつも惚れ惚れするものがあります。それは丁寧に使い込まれた家具づくりの道具達。


長谷川さんに聞いたところもう30年に渡って使い続けている物もあるという事、
もはや長谷川さんの手と一体化しています。


愛着を持って使い込まれることでトロトロになった木肌、本当にきれいです。
愛情を持って住み続けられる事でどんどん良い感じの風合いになってくる家。
そんな普通で上質な住宅をつくりたいです。

Category
家具
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