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2014.6.5

つくばのブラックボード(カフェ・インテリアショップ)で買い物をした時に、コペンハーゲンに行くなら面白い所があるよと教えてもらった場所、グルントヴィークス教会。
設計者は照明Le Klintを生み出したデザイナーとして有名なイェンセン・クリント。異様ともいえる外観。

椅子や説教台は息子のコーア・クリントがデザイン、親子三代にわたる壮大な計画だったよう。

さっそくスケッチ、北欧の家具は簡素で品がありますね。

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北欧
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2014.6.5

コペンハーゲンから電車で20分ほどの所に建つバウスヴェア教会。
設計者はシドニーのオペラハウスで有名なヨーン・ウッツオン、外観は倉庫?と思うほど簡素。

中に入るとまるで雲の間に浮かんでいるよう、光の入り方がとても良かったです。

教会に置かれていた本の中にあったウッツオンのドローイング、空と雲のイメージがよく伝わってきます。

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北欧
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2014.6.4

旅に出て一番好きなのが、ホテルで一息ついてから夕暮れの街をぶらぶらと散策する事です。
気持ちの良い風に吹かれながら歩いていると旅をしてるんだなぁと嬉しくなります。

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北欧
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2014.6.4

いよいよ北欧、デンマークのコペンハーゲンに着きました。

今日泊まるのはアルネ・ヤコブセンが設計したSASロイヤルホテル、昔はホテルに直接電車が乗り入れしてたようです。

部屋には爽やかなグリーンのスワンチェアやセブンチェアが、嬉しいです。

日本からわざわざ来たのだ!と言い張ってヤコブセンスイートと呼ばれる606号室を見せて貰えました、自分の図々しさに感謝です(笑)
この部屋だけ当時のオリジナルのままです、照明一つから全てにデザインがゆきとどいています。

スワンチェア、エッグチェアが並ぶゴージャスなロビー。
一枚の鉄板を折り曲げたような螺旋階段がなんとも優雅です。

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北欧
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2014.6.2

パリ最大規模のクリニャンクールの蚤の市へ出掛けました。表通りはアメ横みたいな感じで、規模は5倍くらいでしょーか。パリまで来てアメ横かよ、と少しがっかりしたのですが一本裏通りに入るとやってました骨董市!

ランプ、家具、食器、雑貨が所狭しと並んでいます。開催しているのは土日のみ、ぶらぶらとパリの週末を満喫出来ました。

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2014.6.2

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フランス
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2014.6.1

パリに着きました!
学生時代に来た時にめぼしい建築は見たので、今回のパリ滞在のテーマは「パリっ子の暮らしにまぎれよー」(笑)です。
つまり観光地よりも、地元の人が行く市場やカフェや骨董市に出掛け、ひと時でもパリに住んでいる気持ちを味わおうという試みです。

という訳で宿もパリのアパルトマンの一室を借りました。キッチンも洗濯機も自由に使え、近所の市場で食材を調達できます。バルコニーが本当に気持ち良かったです。

場所はポンピドーセンターのすぐ近く。

暮らしにまぎれるために、着いた夜にさっそく映画館へ。フランス語だけど見てれば筋は分かります(笑)
地元の人達と同じスクリーンを見ながら笑ったり溜め息をついたり。なんでもないけど幸せな時間でした。

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2014.5.30

今日もコルビュジェ巡り、リヨンから電車で30分程の場所にあるラ・トゥーレットの修道院へ向かいます。またまた坂道(笑)を登る事30分。参道のような並木道を抜けると建物が現れます。

なんとも不思議な造形。

事前に予約すると僧房に泊まる事が出来ます。1.8m×6mという非常に細長い部屋ですが、動物の巣のようなとても居心地の良い場所でした。

チャペルの中に入るとまるで抽象絵画の世界、あんぐりです。

約一日掛けゆっくり見学、いろいろな場所にコルビュジェらしいデザインがいっぱいでした。遊び心のある人だったのですね。

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2014.5.28

今日の目的地はニースから電車で30分ほどのカップマルタン。フランスの建築家ル・コルビュジェのキャバノンと呼ばれる休暇小屋があります。

建築家の中では20世紀最大の巨匠、ル・コルビュジェはパリにアトリエを構えていましたが地中海を愛し、終生この地に足を運びました。

いよいよキャバノンの見学、雨漏りがあったとの事でビニールの帽子をかぶっていました(笑)
内部はコルビュジェがつくったモデュロールという寸法体系(日本の尺寸のようなもの)で細部まで設計し尽くされています。

僕の無理なお願いに対して、特別にプライベートツアーという形で案内してくれたセリーヌさんとリサさん。笑顔いっぱいのお二人に感謝です!

休暇小屋からひたすら坂道を登る事30分、この絶景の中にコルビュジェと奥さんのイボォンヌさんのお墓があります。
お墓らしからぬ、コルビュジェらしいお墓。最後まで自分の道を歩き続けたのてすね。

左がコルビュジェ、右が奥さんを表しているとの事。
ちなみにコルビュジェは77歳の時に、友人に「私の中にはまだ100年分のアイデアが詰まっている、ではまた」とのセリフを残し、眼下に広がる海に出掛け帰らぬ人となったといいます。
巨匠の胸の中にはどんな思いが秘めらていたのでしょうか。

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2014.5.27

ニースから車を借りて一時間、ルトロネへ向かいます。左ハンドルに右車線、フランス語のカーナビにビュンビュン飛ばす地元っ子、まさに四重苦(笑)めげずになんとか辿りつきました。

まずは予習に建物スケッチ、ル・トロネの修道院は13世紀初頭にシトー派によって建てられました。厳格さと簡素さを感じさせる建物でフェルナン・プイヨンの「荒い石」のモデルになった場所です。

石積みの壁と床にステンドグラスからの光が落ちてくるだけの空間。
ただそれだけなのに涙がでました。

ひとつひとつの石がぴったりと隙間なく積み上げられています。機械などない時代にこの精度、途方もない事ですね。

ベンチがとても良い感じだったのでさっそく実測。ルークラフトの長谷川さん、帰ったらこれつくりましょー!(笑)

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