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2017.12.1

昨日は「春霞の家」の暖炉の火入れ式を行いました!
大阪より憩暖さんが説明に、薪の組み方や火のつけ方
などを丁寧に教えてくれました。
今回の暖炉は炉台が床と同レベルなので火の位置が低
く床に座って眺めていると縄文人になった気分(笑)
やはり「火」が入ると人の住まいの原形があらわれる
ような気がします、また機会があればチャレンジした
いです(^-^)

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春霞の家現場ブログ
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2017.11.28

11月24日~26日に開催させて頂いた「春霞の家」見学会無事終了する
事が出来ました。ご来場頂いた方々、ご協力頂いた方々にあらためて
感謝致します、ありがとうございました。
またこの見学会で嬉しい事がありました、それは現場で頑張ってくれ
た職人さんが何組か家族を連れて見学に来てくれた事。
自分の家族に見せたくなるような仕事をしてくれた証拠ですね(笑)
今後も職人さんが家族を連れて来てくれるような家を一つ一つ丁寧に
設計して行きたいと思いました!

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2017.11.20

今週末の見学会へむけていよいよ工事も仕上げの段階へ、
外部足場も取り外され外観がすっきりと見えるようになりました。

内部も照明器具の取付が完了、梁の上に仕込んだ間接照明が木組みの
天井を照らしています。

暖炉も煙突工事が完了!ここでパチパチと火が燃えるのを早く見て
みたいです。

窓の高さを低く抑えた玄関ホール、床は白河石張りですがまだ床暖
と熱源の繋ぎ込みが終わっておらず足が冷たいです(笑)

キッチンも造り付け、タモ練り付け合板とステンレスバイブレーション
加工のカウンターでシンプルなキッチンが出来ました。
今週末に予約制の見学会を行うのでお暇があればぜひ遊びに来てください!

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2017.10.30

「春霞の家」現場写真です、青空のもと心地よい風が吹いています。

内部の砂漆喰塗りがほぼ完了です、砂漆喰は普通の漆喰よりもザラリとした
仕上がりになるので光が壁をはってゆく表情がきれいです!

リビングへ向かう通路は”スルリ!”と移動できるよう曲面の壁に、
天井も段差があるのでそれぞれが食い違うおもしろい納まりとなりました。

建具の工事も進んでいます、金物は大好きな「堀商店」質実でレトロな感じ
がたまりません(笑)
クライアントさんのご厚意で11月末に見学会を予定しているので興味のある
方はぜひ遊びに来てください!

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2017.10.10

「春霞の家」外部足場がはずれました、模型や図面で散々迷い悩みながら(笑)
検討したものが実際に立ち上がってくる事はやはり嬉しいものですね!
松林の景観を邪魔しないよう「小さい屋根を低く掛ける事で建物が風景と佇む
ように」というコンセプトはうまくいったようで一安心です。

内部は漆喰の下塗りの施工が始まりました、下塗り材のザラッとした面に
光が広がってゆく様子は美しいです。

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2017.10.4

テーブルに続いてソファの造作です。ソファもテーブルと同じく家族が
くつろぐ大切な場所、造り付けとすると家具が建築の一部となりお部屋
の雰囲気がグッと良くなります。
設計図面を見ながら部材の太さの確認や張る生地の選定、「春霞の家」
では松林の葉の色に近いグリーンとしました!

こちらがクッションを受ける脚とベースの部分、この部分は武骨になり
過ぎないようにいくつか設計の工夫をしています。
ひとつはぐるりと廻る框部分にテーパーをとりシャープに見せる事、もう
ひとつは本来は前足の部材をつなぐ貫材を少しセットバックさせる事でス
ッキリとした印象にする事。
細かい点ですがぱっと見た時の印象がガラリと変わってきます、家具は吉
村順三さんや中村好文さんの図面をまじまじと眺めて(笑)勉強させて頂き
ました!

クッション部分の下地部分です、本来は背板を付けてクッションを受けるの
ですが今回はソファの背中をスッキリと見せたかったので下地部分で荷重に
耐えられるような仕組みにしてあります。
3つのパーツをボルトで繋ぐと完成します、にゃんこが早くも気持ちよさそ
うに昼寝をしています(笑)

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家具春霞の家
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2017.10.2

住宅を設計する時に家具はとても重要なポイントです。
特にダイニングテーブルは毎日使われる生活の中心となる場所となるので可
能な限りクライアントさんに合ったものをひとつひとつ設計しています。
「春霞の家」でも図面を書き、特注のダイニングテーブルをつくって貰う事に、
テーブルの細かい点の打ち合わせに工房を訪ねました。

天板はタモの無垢材を3枚はぎにしたもの、木目が美しいです!

こちらは集成材でつくった机の脚の試作品、今日はこの脚の曲線部分をど
のようにするかの打ち合わせです。

鉄定規をつかい曲線のラインを検討します。

ラインが決まったら実際にバンドソーで部材を削り込んでゆきます。

ザックリと削ったものを南京鉋で仕上げていくと擬宝珠のような手触りの良い
形に、上部の受け残も曲面をとりバランスの良い脚の部材が出来上がりました。
家具の設計はミリ単位で手触りや印象ががらっと変わってくるのでとても繊細
で面白い分野です。こんな楽しいものを家具屋さん任せにするのはもったいな
い(笑) 今後も建築の設計と並行して家具設計の腕を磨いてゆきたいです!

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家具春霞の家
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2017.9.18

「春霞の家」現場写真です、外壁の板張りが終わり塗装工事が始まっています。

内部は床暖房パネルの敷きこみ工事が始まっています。
大工さんは丸柱と壁の細かい納まり造作中、この細かい作業が竣工時の
空間の質に影響するので大切な作業です。

こちらはお風呂場のコーナー窓、角柱を抜く事で松林の眺望をパノラマ
で味わう事ができます。僕も完成したらお風呂に入ってみたいです(笑)

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春霞の家現場ブログ
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2017.9.9

春霞の家に計画した松林を眺める半屋外空間。
ファイヤープレイス、水盤を設置し、「火」と「水」と「木」を楽し
める場所としています。
あとはベンチを置いて・・・と考えていたのですが、別荘のような使
い方をするので置き式のベンチでは人のいない時ポツンと家具が外に
ひとりぼっち(笑)それでは心許なかろうと固定式のベンチを設計しま
した。
床材と同じ白河石とピーラーを組み合わせたシンプルなもの、今まで
あまり力を入れて屋外空間の設計をするチャンスはなかったのですが、
やってみると「愉しみ」のための設えが多いためかとても楽しいです。
半屋外空間の設計、今後も果敢にチャレンジして行きたいです!

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手描きスケッチ春霞の家
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2017.9.7

春霞の家の工事もいよいよ終盤、家具や外構工事の細かい打ち合わせ
が始まりました。
この家では屋根の掛かった半屋外空間を計画し、そこにファイヤープ
レイスを設ける事でBBQを楽しめる場所としています。
さらにクライアントさんから水のある場所が欲しいとの要望がありま
した。

確かに水の揺らぎと、反射した光が軒裏にうつり込むのは魅力的!
そこであまりうるさくならないようにほぼGLレベルで低い水盤を
計画しました。黒御影でつくった水盤と水中ポンプを組み合わせ、
メンテも考えた簡素なつくりとなっています。
松林を眺めながらチョロチョロと水の音が・・・贅沢ですね(笑)
実際にできるのが楽しみです!

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手描きスケッチ春霞の家
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