ブログ

納まり図を描く時は・・・
2019.1.26

設計の図面で「納まり図」「詳細図」というものがあります。
窓や家具などの細かい取り合いを書いたものなのですが、この図面に取
り掛かる時はじっくりと時間をとれる日を選びます。

縮尺が1/5とか1/2の大きさで書くのでスケール片手に実物の大きさをイ
メージしながら描いてゆきます。

細かい分ごまかしがきかずしんどいのですが、ある意味とても描き甲斐が
ある楽しい図面でもあります。

雨水はどこから抜けるか、隙間風をどう防ぐか、この高さですわり心地は
どうか・・・
すべて自分の体感的な感覚をもとに図面を描いてゆくので頭でっかちにな
らず「ものつくり」をしているなぁ・・と感じる事ができます。

僕は現場がお休みの土日にこの図面を書くことが多いのですが、シーンと
した事務所の中で金物のカタログ片手にコーヒーをすすりながら図面を描く
時間がけっこう好きみたいです(笑)

手触り、目触りをイメージしながらひとり図面に向き合っていると設計と
いう仕事の醍醐味を味わっていると実感します。

骨が折れる図面ですが今後もしっかりと向き合っていそいそと描き続ける
事ができればと思っております。

Category
その他
Tag

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。