数年前にGAギャラリーで偶然手に入れた建築家フィリップ・ジョンソンの本
時間ができると本棚から取り出して適当な項をめくり読み始めるのですが、
とても魅力的な言葉が散らばっています。
「良いという事のほうが独創的であるよりずっとすばらしいことなんだ。」
「様式とは仕事を進めるための、飛躍するためのスプリングボードです。」
オペラハウスの設計について
「普通できるだけたくさんの人が舞台を見れる(機能)を優先する、なぜそこを
切り替えてオペラハウスではまずたのしむ事を優先させてはいけないのか。」
また全体をとおしてミースへの信望とライトへ対する愛憎なかばする記述があり、
文章を読み進めるとフィリップ・ジョンソンのツボがぼんやりと掴めるような気
がします。
読むたびに発見のある本、また時々引っ張り出してつまみ読みしたいと思います。
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