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「ルイス・カーン建築論集」
2018.11.22

建築家、ルイスカーンの本
カーンの言葉は難解と言われていますが、確かに参考書のように読もうとする
と混乱するかもしれません。
文章の前後の関係が前後したり、同じ事を伝えるためになんども言葉を選
びなおしたり。
ただカーンの言おうとしていることは単純で
「建築の元初こそが大切で、そこに触れた喜びの感覚を忘れるべきでない」
という事。
その事を伝えるるために「ジョイ・オーダー・トータルハーモニー・フォーム」
いろんな言葉を使いながら「本当にこの言葉で合っているのか」と自問しなが
ら言葉を重ねてゆくカーンの姿勢が伝わってきます。

なのでカーンの本は一編の詩、例えば谷川俊太郎さんの詩集を読むような感覚
で読むといろいろな事を感じることができます。
「測りえないもの」をなんとか言葉を使って捉えようとするカーンの様子は
「夜空の星に必死で手を伸ばす小さな男の子」のようで微笑ましいです。

「建築家は資料集成から必要な情報を集める人ではなく、その場所、環境につい
ての本性を見出し示す人である」
たまにカーンの文章を読むと自分のなかにある芯・センターの大切さを思い出さ
せてくれます。


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料理
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