初めてウォン・カーウァイ監督の映画を見た時にその斬新な手法と 醸し出す独特の世界観に「こんな撮り方があるんだ」と心を動かさ れたのを覚えていますが、この「アイスと雨音」で久しぶりにその 感覚を味わいました。 演劇の本番へ向けて葛藤する6人の若者の情景を72分ワンカットで 描いた作品。 役者さんの表情や現場の臨場感を伝えるカメラワークが素晴らし いです。 若さゆえの持て余す程の熱、焦燥、楽天的な態度、 ザラリとした苦い手触りを思い出させてくれる映画でした。
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