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C・アレグザンダーの思考の軌跡
2018.8.1

パターンランゲージで有名なC・アレグザンダーが「デザインという問題」に
いかに取り組んできたかを追った本。
アレグザンダーはざっくり言えば「良いデザインを生み出す方程式」をつくり
そこに与条件を当てはめてゆけば良い形が解として導き出せると考えた人。
しかし完璧かと思われた「パターンランゲージ」という手法は実務ではうまく
機能する事ができず、言葉を使った「抽象的な思考」に限界を感じ最終的には
「神」の存在へと行きつきます。


アルハンブラ宮殿プラン


ドミニコ会修道院プラン

「神」などと言われるとひいてしまいますが(笑)その思考の過程で発見された
「サブシンメトリー」という構造はとても説得力があり今でも有効なものと感
じました。アルハンブラ宮殿、桂離宮にみられるような生き生きとした調和、
ルイス・カーンのドミニコ会修道院やウッツオンのマヨルカ島の家のプランに
も同じような意思を感じます。
「デザイン」というとても難しい問題に真っ向から取り組んだ巨人の足跡、
ほぼ哲学の領域ですが楽しく読ませて頂きました!


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