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ルイス・カーン「ワイス邸」
2018.2.18

建築家の斎藤裕さんが「ワイス邸が分かればカーンがわかる」というワイス邸、
カーンはここで得た手法を通して後の珠玉のような住宅をつくりだします。
その手法とは
➀ 伝統的な素材・石・木・レンガを使って家をつくる。
➁ 建物の内部と外を結ぶ「中間領域」をつくる。
➂ 空間を分ける、住宅を「リビングブロック」と
  「スリーピングブロック」に分ける。
です。

上記の特徴を頭に入れながらプランを眺めるとその構成が良く分かります。
住宅はガレージ棟・リビング棟・寝室棟の3つのブロックに分かれ、リビング
棟と寝室棟の間には頭上にパーゴラがかけられたポーチ(半戸外空間)がつく
られています。
素材は石・木・ガラスの3種類が使われ重心の低い佇まいとなっています。

断面を見るとなだらかに南へ下がる土地にガレージ棟、リビング棟が高さを
変えて配置されています。リビング棟、寝室棟は一枚のバタフライ屋根が掛
かり、軒先の水平ラインがビシッと通っています。
後の作品では分けられたブロックそれぞれに屋根が掛けられるのですが、ワ
イス邸ではブロックは分けつつも屋根は一枚でまとめているところが興味深
いです。
古典的な独自の魅力を放つカーンの住宅、今後もトレース研究します。


Category
手描きスケッチ
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