日本の寺院建築の中でも異彩を放つ「築地本願寺」設計者は伊東忠太。
建築留学と言えば欧米へいくのがあたりまえであった時代に、中国・インド
・トルコを旅してアジアの建築に日本建築の源流を求めたといいます。
「建築」という言葉をつくったのもこの人、それ以前は「造家」と
いう言葉を使っていたようです。
イスラム建築のような曲線のスカイラインはかなり独特、でも建物の
外観のポロポーションはとても美しいです。
内部の階段も色々な様式の混じったとても印象的な造りになっています。
小さい頃妖怪や漫画絵が大好きだったという伊東忠太、その少年の心を
大切に育て続け、貫いたからこその建築です。
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