ニースから車を借りて一時間、ルトロネへ向かいます。左ハンドルに右車線、フランス語のカーナビにビュンビュン飛ばす地元っ子、まさに四重苦(笑)めげずになんとか辿りつきました。
まずは予習に建物スケッチ、ル・トロネの修道院は13世紀初頭にシトー派によって建てられました。厳格さと簡素さを感じさせる建物でフェルナン・プイヨンの「荒い石」のモデルになった場所です。
石積みの壁と床にステンドグラスからの光が落ちてくるだけの空間。
ただそれだけなのに涙がでました。
ひとつひとつの石がぴったりと隙間なく積み上げられています。機械などない時代にこの精度、途方もない事ですね。
ベンチがとても良い感じだったのでさっそく実測。ルークラフトの長谷川さん、帰ったらこれつくりましょー!(笑)
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